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ヴィッキーさん物語


第3号 ヴィッキーさん物語 その3

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■ 2.ヴィッキーさん物語――その3
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ヴィッキーさんは、あの継母との辛い仕打ちにも、
「それは私にとって学びの時でした。・・・彼女の行動の
根本にあったもに触れ、それを理解することで彼女を許す
ことができるようになりました。」て書いています。
すばらしいですね。
人生はすべてが学びですよね。
彼女は自分の人生の宿題をちゃんとしたんですね。

では、ぱりさんが続けてくれます。


ヴィッキーさんのつらい子供時代が続いています。

しかし、それにしても、わずか百年前には、イギリスでは子どもたちは午後の
四時からもうベッドに寝かされていたんですね。(@_@)

四時から七時まで、ただお行儀よくするだけのために、幼児はひとりでベッド
に入っていなければならなかったのだとすると、いかにも無意味な習慣のよう
な気もします。

今ではどうなのか知りませんが、しかしそれにしても、時代時代でじつにいろ
んな“硬直した”生活習慣があったんだろうなと思わされます。

でも、そんな幼児の“黄昏時(たそがれどき)”の時間に、ヴィッキーさんは
最初の「過去生回帰」を体験したようです。

「ヴィッキーさん物語」の3回目です。

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継母は、その残忍さで、自分の目的を果たしたのは間違いありません。それは、
私にとって学びの時でした。今でこそ私は、彼女の行動の根本にあったものに
触れ、それを理解することで彼女を許すことができるようになりましたが。

しかし、子供の私は話し相手もいないまま、夜ごと秘かに枕を濡らしていまし
た。唯一の慰めと言えば、愛する父が夕方帰ってくるということだけ、彼はい
つも必ず「おやすみ」を言いに来てくれることになっていたのです。私の寝室
は食堂の並びにあり、たぶん赤ん坊の時からの習慣でしょう、私の部屋のドア
も、食堂のドアも、いつも開け放しになっていました。父の存在、そしてその
ゆったりとした足音は、当時、誤解と不運によって私に降り注いでいた、あら
ゆる不幸を癒してくれたのです。

私は、うっとりしながら、ベッドに横たわっていたものでした。食堂のテーブ
ルの上のナプキンはあくまでも白く、銀食器はきらきら輝き、キャンドルの淡
い明かりに、ワインの入ったガラス瓶が柔らかい光を放っています。毎晩毎晩、
まったく同じ儀式が繰り返されました。七時に夕食が始まり、二人は一日の出
来事を話し合います。私は、父がデザートの洋梨の皮をむく手つきを、食い入
るように見つめます。それは、待ちに待った瞬間がやってくる合図でした。父
はいつも、みずみずしい洋梨の最後の一切れとともに私の元にやってきて(涙
は久しく乾いておらず)、私に「おやすみ」のキスをしてくれることになって
いたのです。

今世紀の初めには、子供たちは勝手が許されず、「早寝早起き」が広く実行さ
れていました。それは私たちの家も例外ではなく、父が夕方戻ってくるまでに、
長い長い準備の時間がありました。私は冬には、たいてい四時にはベッドルー
ムに閉じ込められたのです。
四時から七時が、胸のふくらむ待ち時間でした。父が現れ、「おやすみ」を言
ってくれるまで、私は決して眠りにつくことはありませんでした。

寝室のすぐ外にあるガス燈にまだ火が入る前の、薄暗いベッドで横になってい
ると、奇妙なヴィジョンが私の意識の中へと漂ってきたものでした。こうした
感覚は、子供時代にある一定の間隔を置いて繰り返し現れ、私の生涯を通じて
起こり続けたものです。私はいつの間にか、知らない旋律の歌を口ずさんでい
ました。おまけに歌詞も意味不明で、その響きといい、意味といい、私の住ん
でいる世界とはまるで何のつながりもないような歌。けれども不思議なことに、
それはまるで、私が遠い昔に使っていた言葉のように、懐かしい響きを持って
いました。

そして繰り返し現れる、あるヴィジョンがありました。突然、まぶしい光が部
屋中に満ちたかと思うと、背の高い、痩せた女の人が立っているのです。痛ま
しいほどやつれた彼女は、同じようにやせて、肋骨が透けて見えている猟犬を
従えています。飢餓の様子が、ありありと見て取れました。にもかかわらず、
彼らには育ちのよさと、威厳が感じられ、その気高さは、それはまぶしいほど。

私はほんの三歳ほどの子供でしたが、恐怖も不安もなく、繰り返し現れては消
える彼らを見守っていました。彼らの身の上は哀れではありましたが、どこか
で分かっていたのです。これは彼ら自身が選んだことだ、と。それは、彼らの
歩むべき道だったのです。

このヴィジョンは、ある日、別のヴィジョンによって、その意味するところが
すっかり明らかになるまで、何年も繰り返し現れ続けました。その後、彼らは
永遠の休息へと出掛け、そして、今生での役割へと戻ってきたのです。これに
よって私は、自分の体験に対する十分な理解を得ることができたのでした。

これは、私の初めての「過去生回帰」つまり、現在と関係のある過去を知る体
験だったのです。

    ヴィッキー・ウォール著『オーラソーマ』「1 愛しのお父さん」より
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尚、このコーナーのコンテンツは、出版社、翻訳者のご了解を得て
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(伊藤アジータ訳、OEJ刊)より
掲載させていただいています。

和尚エンタープライズジャパンのHP:
http://www.kt.rim.or.jp/~oshobook/

伊藤アジータさんのHP:
http://www5e.biglobe.ne.jp/~dhyan2/index2.htm


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