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巻頭エッセイ


第65号 「自分を受け入れることについて」(2)

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■ 1. 「自分を受け入れることについて」 その2
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前々回は、「自分を受け入れることについて」、自分を受け入れないと言って
いるのは誰か、というのを自分に問うことについてお話ししました。

なぜなら、そうすることで、自分を受け入れることが出来ない、と言っている
マインドと距離を置いて観ることができるからです。

そして前回は、ちょうどレディナダのボトルでしたので、ピンクのテーマであ
る「無条件に愛する」ということは、その第一歩が自分自身をあるがままに受
け入れるということである、ということについてお話ししました。

そして今回はハートについてお話しするつもりでいました。

というのは、自分を受け入れることが出来ないと言っているのは自分のマイン
ドであるということがわかれば、次の一歩は、マインドからハートへ。

ハートでは、あるがままの自分自身を受け入れていくスペースがあるからです。

つまりハートのスペースにいることさえできれば、そこでは自分自身をあるが
ままに受け入れていくことが可能になっていきます。

マインドはちょうどハサミのようなものです。
物事を分析し、批判し、ばらばらに切り裂いていきます。
マインドは常に分裂し、対立し、分離しています。

ハートは、あるいは愛は、ちょうど針と糸のようなものです。
分離していたものをひとつに縫い合わせてひとつにしていきます。
ハートの中ではものごとをあるがままに受け入れ、ハートの中ではひとつです。

ですからそのハートのスペースに降りていくことが自分自身をあるがままに受
け入れていく道でもあるわけなんですね。

そういうことをお話しするつもりだったんですが、「体罰は正当か」というテ
ーマに関してローズさんがとても素晴らしいコメントをくださっていて(それ
は「投稿」のコーナーに掲載させていただいています)、それについて考えて
いるうちに、教育ということについて思い当たりました。

ただ、教育問題について書くと、イデオロギーや政治問題やさまざまな議論の
対象にもなりやすく、そういう主張はこのメルマガの趣旨ではないのでそうい
う議論をするつもありはありません。

ただ、みなさんが自分自身で考えていただきたい、という趣旨でのこととして
お読みください。

私はアインシュタインの次の言葉がとても好きです。

「世界の将来は進むだけ進み、その間、いくたびか争いが繰り広げられ、最後
に疲れるときがくるだろう。そのとき、世界の人類は真の平和を求めて世界的
盟主を上げなければならないときがくる。
この盟主となる者は、武力や金力だけでなく、あらゆる国の歴史を超越する、
もっとも古く、かつ尊い国柄でなくてはならぬ。世界の文化はアジアに始まっ
てアジアに返り、それはアジアの高峰、日本に戻らねばならぬ。われわれは神
に感謝する。天がわれわれのために日本という尊い国をつくってくれたこと
を。」

ところが私たちはこの日本という国と歴史、文化にそれだけの誇りを持ってい
るでしょうか?もし日本人自身がが日本という国にアインシュタインが見いだ
しただけの尊さを見いだすことが出来なければ、日本という国がこの世界に真
の平和を実 現することもできないでしょう。

戦後の教育、とりわけ歴史の教科書などでは、日本人であることに罪悪感を抱
かざるを得ないような教育がされているような気がします。

世界の国々で、自分の国に誇りを持つことが出来ないような教育をされている
国は日本ぐらいではないかと思えるぐらいです。

もしそのような教育を為されているとすれば、自分を好きになり、受け入れる
ことも難しくなってしまいます。

その根本は第二次世界大戦の敗戦と東京裁判などの影響が大きいようです。

私は戦争にはもちろん反対ですし、それがいいことだとは思いませんが、ただ
日本の歴史を考えるとき、次のよ うな事実は知っておいてもいいのではない
かと思います。

アメリカが闘った朝鮮戦争後、東京裁判を行わせたマッ カーサー元師自身が
「日本の戦争はおおむね自衛のものであった」とアメリカ上院軍事外交委員会
の証言で公式に認めています。そして東京裁判(極東国際軍事裁判)は国際法
を全く無視した法的にも根拠のない違法の裁判 であるとされています。

その時の裁判官であったパール判事は「戦勝国が敗戦国の指導者をとらえて、
自分たちに戦争を仕掛けることは犯罪であるとして処刑する行為は歴史を逆戻
りさせる非文明的行為である」という意見書を提出しています。実際もしその
ような裁判が許されるなら、イギリスやアメリカ、フランスなどの諸国はアジ
ア、アフリカ諸国に対して犯した過去の侵略行為がありますし、アメリカはイ
ギリスをはじめとするヨーロッパの国々から移住した人々が、もといたアメリ
カインデアンを侵略し、大量虐殺して作った国です。中国だってチベットを侵
略し、虐殺していますし、ソビエトだって同じです。

そしてほとんどのアジアの国々はそれまでそのようなヨーロッパの植民地であ
りました。しかし 日露戦争後、第二次世界大戦も含めて、さまざまな経緯の
中でアジア諸国は白人の支配から 解放されましたが、それは黄色人種の日本
人がこれまで決して勝つことが出来ないと思われていた白人の国、ロシアに、
日露戦争で勝利したことが精神的にアジアの 人々に与えた影響が大きかった
とも言われています。

また戦後、昭和26年(1951年)日本全権が英米をはじめとする48カ国
とサンフランシスコ講和条約を結び、その時に参加しなかったインドや中国と
も翌年に講和条約を結び、平和条約を結んでいない旧交戦国はソ連(ロシア)
だけです。現在の中華人民共和国との間には昭和47年に日中共同宣言を発表
して国交を正常化し、昭和53年日中平和友好条約も締結しているのです。つ
まり平和条約締結によって、賠償問題を含めた戦後処理はすべて解決し、外交
の場においては過去のことは持ち出さないという双方の国の約束なのです。

だからといって戦争中に行われたことが正しいと言うつもりは全くありません。

ただ、同じマインドを使うなら、物事にはいろんな側面があるということを十
分知った上で物事を考える必要があると思います。

そもそも人間はマインドを発達させて兵器を進化させたものの、人間性そのも
のは少しも進化していないようです。

そしてそれは人間が持つの内面の怒りや暴力性から発していることなので、そ
の自分自身の内面性に働きかけることなくしては本当の解決はないということ
です。

自分を受け入れるのが難しいということは、マインドが作りだしている分裂で
もあり、それは他人をも受け入れられないということにもつながります。

戦争はどうして起こるかというと、自分が受け入れられない人たちを排除しよ
うとして、あるいは支配しようとして起こるわけですね。宗教戦争はその典型
です。(最近はビジネスとして戦争が行われているようですが・・・)

これまで生まれてこの方、一瞬たりとも、怒ったこともなく、人を殺したいほ
ど憎く思ったことがない人、いますでしょうか?

クリシュナムルティは、私が世界だ、っていいましたが、実際ひとりひとりが
この世界を作っているんですね。

そして物事には必ず二面性があり、それぞれの立場だけの考え方があります。

自分を受け入れられないという側面があれば、自分はなんてえらいんだって思
うときもあるでしょう。劣等感があれば必ずその反面として優越感もあります
し、優越感があるところにはそれは劣等感の裏返しだったりもするわけです。

そういうマインドの特性について認識しておくことは大切だと思います。

ちなみに、オーラ・ソーマでは、左脳の教育に偏らず、右脳の教育をも重視
し、マインドの教育にかたよらず、瞑想ということを教育の中心に考えていま
す。

そうしてひとりひとりに変容が起こったとき、この世界にも平和の光が見えて
くるんでしょう。

                                尚.記

もう少しオーラソーマについて知りたい方は、
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