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巻頭エッセイ


第776号 鮎沢さん(69)「季節の色45」:梨子色

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■ 1.巻頭エッセイ:
     鮎沢玲子さんの季節で楽しむ日本の色 Vol.45
                   ≪【梨子色】なしいろ≫ (2017,9/6 水)
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9月に入り、朝晩、急に涼しくなって、セミに変わってコオロギの
声が賑やかになりました。

秋の味覚の第一弾。

ここのところ、無添加食品の宅配サービスのRadish Boyaにも梨が
入っています。

子どものころは、祖父が鳥取から、毎年9月になると二十世紀梨の
箱が送られてきて、毎日梨を食べて暮らしていました。

あっさりとした甘味と、食べたときのしゃりしゃり感が楽しみな
果物です。

でも、今日のテーマを見るまで、その梨の色に着目したことはあり
ませんでした。

あなたは、どんな色を思い浮かべますか?

桃色や葡萄や柿ならすぐに色のことも思い浮かびますが、梨は色と
は結びついていなかったので、新鮮な発見でした。

それでは、鮎沢玲子さんの季節で楽しむ日本の色 Vol.45
≪【梨子色】なしいろ≫を、どうぞお読みください。

今日もすてきな一日を!

                           尚 記


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この時期の楽しみのひとつが秋の味覚「梨」。

「梨子色」は梨の表皮の色からついた名前で、明るく渋い黄色です。

梨(和梨)は、中国が原産で日本に渡来しました。

多くの品種があり、時期は7月下旬から11月ごろまで、秋の味覚
を長く楽しむことができます。

みずみずしい果実をほおばると、自然な甘さが口いっぱいに広がる
幸せは、何度体験してもあきることがありません。

梨の品種は表皮の色の違いで、大きく「赤梨」と「青梨」に分け
られるそうです。

「赤梨」の代表的な品種は豊水、幸水など、皮が茶色っぽいもの。

「青梨」は二十世紀梨のように緑色の梨で、甘みが増してくると
少し黄色っぽくなります。

和梨の食感はシャリシャリとしていて、「ラ・フランス」などの
洋梨の滑らかさに比べて海外では長い間人気がなく、あまり知られ
てはいなかったそうです。

海外での人気といえば、思いだすエピソードがあります。

私の知人の話です。

アメリカ人のその人は、大学生のころに初めて日本に来ました。

留学のため、最初は一般家庭にホームステイしたそうです。

日本での初めての夜が明けて、ホームステイ先の家族から朝食に
呼ばれて行ってみると、食卓には日本の料理のほかに、見たことの
ないフルーツが乗っていました。

それを口に運んだときに、これまで味わったことのない美味しさに
驚いたそうです。

それまでは日本の食文化に、自分が馴染めるだろうかと少し不安
だったのですが、「こんなに美味しいものがある国なら、ゼッタイ
大丈夫!」と確信を持ったとか。

以来、その人は秋になると必ず梨をたくさん買い込んで、毎日食べ
るそうです。

そして味覚で受け取った「確信」は実に確かなもので、25年以上
経った今も、その人は日本で暮らしています。

私の地元である栃木県は梨の産地です。

全国で5位の収穫量。栃木県で生まれた新しい品種があります。

「赤梨」の系統で「にっこり」という、世界遺産・日光にちなんだ
名前です。

1996年に品種登録され、重量は800グラムくらいあり、一般
的な梨の3個分くらいの大きさです。

大きくてしかも甘い。

もしも今度「にっこり」に出会ったら、ぜひ食べてみてください。

やや遅くて10月下旬ころから店頭に並びます。

(※こちらで画像とともに掲載をしています。
 https://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-12307727173.html


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鮎沢玲子(あゆさわ れいこ) プロフィール

有限会社「カラーズガーデン」代表。
英国オーラソーマ社公認ティーチャー。
栃木県宇都宮市生まれ 生家は染物屋を営む。
中学校美術教師を経て、インテリアコーディネータとして14年間
住宅メーカーに勤務。
2002年よりオーラソーマ・プラクティショナーとして独立開業。
2006年より公認ティーチャーとして活動中。
http://ameblo.jp/aurasoma-c-garden/


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