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巻頭エッセイ


第96号 関係性は鏡

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■ 1関係性は鏡
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今はちょうどラハシャの「ハートからのカウンセリングスキル」を横浜でやっ
ています。

海も近く、公園も近くにあって、なかなかよいスペースです。

今日(5月2日)で5日目。昨日から関係性についてのワークです。

この関係性についてのワークのなかにカウンセリングの理論のすべてが凝縮し、
ワークもどんどん深まっていき、多くのヒーリングと理解、洞察が起こってき
ます。

社会生活をしているかぎり、この関係性を避けては生きてはいけないわけで、
家族の関係、両親や兄弟、夫婦の関係、男女の関係、師弟の関係、職場の関係
などいろいろありますね。

そしてこの関係性の問題を深く見ていくと、実は他人というのはいなんだって
いうことがわかってきます。

深いところでは、相手も自分なんですね。自分を映しだしてくれている鏡なの
です。

たいてい、関係性の中で問題があるときは、相手のせいだって思います。あん
たが悪いのよ、あなたのせいで私はこうなったのよ、あなたのせいで私は傷つ
いたのよ、って。
あるいはあの人のこういうところが嫌いだわ、我慢ならない、って。

でも実は、相手のせいだ、相手が悪いと思っているもの、我慢ならないって思
っていることは、実は自分自身の中にあるもので、自分がそれを見るのを避け
ているもの、自分の抑圧しているもの、抑圧している感情、だったりするんで
すね。

それらを自分の中に見ることがあまりにつらいので、あるいはそういうことは
自分の理想に反したり、自分を許せなくなるので、それらを人のせいにしたり、
そのことを他人の中に見てジャッジするわけなんです。

例えば、私はずいぶん以前に、20年近く前のことですが、同僚の一人が怠け
者で腹が立っていたことがあるんですね。自分はこんなに一生懸命やっている
のに、彼は何もしないって。でも実は自分の中にその怠け者の部分があるとい
うことを知ったときはショックでしたね。

実はその人を非難しながらも、うらやましかったんですね。本心は自分が怠け
者でいたいのに、怠け者はいけないっていう考えがあったので、それは隠して、
一生懸命働いていたわけですから。

だから自分が怠け者であることを認めたくなくて、あるいはそのことを見ない
ようにして、その人を非難していたわけです。

でも自分の中にある怠け者の部分を認めることができたとき、その人に対する
非難の気持ちも消えてしまいました。消えるどころか、コンパッション、とて
も共感を持って受け入れることができるようになったんですね。そして私自身
の内側もリラックスしました。つまり自分の内側で分離していた部分、怠け者
は悪くて働き者がいいんだ、というふうに自分の中で分裂させていた緊張がな
くなったからです。というか、そういう緊張に気づくことで、それがなくなっ
ていきました。

それ以来、人をジャッジしていたり、非難したり、腹が立つようなことがあっ
たときは、それはまず自分の内側に同じようなものがあるのではないかという
ことを観るようになりました。それを自分の中に観ることが、私にとっての日
常の中での瞑想なんです。

以前にこの『オーラソーマ通信』で、「人は変えられない」ということを書き
ましたが、より深い意味では、そこに「人」(他人)はいない、ということで
もあります。そこに見ているのは自分の鏡なんですね。

では、「自分は変えられる」のでしょうか?

変えようとする人は誰なんでしょう?

通常、自分を変えようとするとき、変わらなければならない、もっと自分を良
くしよう、良くしなければならない、こうあるべきだ、こうあるべきでない、
という理想やアイデアがあって自分を変えようとするわけですね。

ラハシャが教えている理論によると、そのように自分を変えようとすることで、
実は自分の内側に分離を作り出し、ペインボディ(痛みの身体)を作り出す、
ということになります。自分をある価値観でもって変えようとすることは、自
分の中に、その価値観にあわない部分を抑圧してしまうことになるわけです。

そうするとペインボディは自分の痛みを食べて生きているので、より痛みを作
り出そうとするのです。

どういうことかというと、自分の内側に自分は価値がない、自分はダメだとい
う考えが自分の内側にあると(そういうペインボディを持っていると)、そう
いうふうに自分に対して言うような人たちをまわりに引き付けてしまうことに
なる、というんですね。これってこわいですよね。

類は友を呼ぶ、という言葉があるように、無意識的にそういうところで結びつ
いてしまうわけです。

では、どうすればよいのでしょう?

ラハシャが言うには、そのペインボディに直面し、そのことを感じ、受け入れ、
抱きしめていく。そしてより深いスペースへと入っていくこと。

そうすることによって、それらのペインボディが消え去り、自分の内側にある
愛に出会い、コンパッションが湧き出てくるわけなんですね。

これは単に言葉としてではなく、実際に自分の体験としてしか学んでいくしか
ありません。

そうしたときに自分を愛するとはどういうことか、無条件の愛というのはどう
いうことかということが、理屈ではなく、体験として感じられるようになって
きます。

それは自分が無条件に愛するわけではないんですね。「自分が」というのがあ
るかぎり、すでに無条件ではありえないわけです。その「自分」が消えた時に
愛があります。

愛はすでに無条件にそこにあるんですね。なぜなら宇宙があなたを無条件に愛
することのなかからあなたを作り出しているからです。

それがオーラソーマでのマゼンタの愛です。

ですから問題はそれに気づくかどうか、ということになりますね。

それに気づくことによってピンクの無条件の愛となるわけです。

そうしたときに内側からの「変容」が起こってくるわけです。

それは「変える」のではなく、内側から「変わる」(変容)のです。

「変容」はオーラソーマではヴァイオレットの色で表されます。

ヴァイオレットはブルーとレッドが混ざり合った色です。

存在を信頼することのブルーと目覚めのエネルギーのレッドないし無条件の愛
のピンクが混ざることによって変容とヒーリングが起こってくるということで
もありますね。

ヴァイオレットの変容は、ブルーとレッドの二元性を超えて、イエスというこ
ともなく、ノーということもなく、ただ物事をあるがままに観照することによ
って起こってくるものともいえますね。

こうしてみてくると、関係性というのは相手を鏡として自分自身について知り、
学びを得る場ともいえます。

そうすることで愛についての学びを深めていくのでしょう。

この宇宙は寛大で、私たちがその学びを学ばない限り、同じ問題、同じパター
ンを繰り返していくことになってしまいますね。

みなさんは関係性の中でなにを学んでいるのでしょうか?

                               尚 記

もう少しオーラソーマについて知りたい方は、
次にお進みください。



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