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巻頭エッセイ


第804号 【パリさん】:同時両端:オリーブグリーン・マゼンタ

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■ 1.【ぱりさんのオーラソーマ】:
      同時に両端を見る「オリーブグリーン:マゼンタ極」(2017,12/13 水)
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カラーローズで展開される人間の心理。

今回はマゼンタとオリーブグリーン。



「マゼンタ」は、「カラーローズ」の他のすべての願いが顕在化
したあと、最後に励起してくる願いです。

「マゼンタ」は、現象世界を起動した、いわば“原因の世界”の他
のすべての願いを、すでに知っているのです。


って、とっても面白いですね。

オーラソーマ的にも、とても洞察に満ちています。


色は言葉と論理を超えた、波動(バイブレーション)の世界です。

言葉も波動があります。

これは言霊として顕現します。

物質も光も色も音も、全ては波動でできています。

言葉はとても限られた世界ですが、真理を指し示すことはできます。

数学は論理の世界ですが、宇宙の真理を紐解くことができます。

色は論理を超えたやり方で、人間真理を紐解くこともできます。

面白いですね。

それでは、【ぱりさんのオーラソーマ】:同時に両端を見る
「オリーブグリーン:マゼンタ極」を、どうぞお読みください。

今日もすてきな一日を!

                           尚 記


       ………○…………○…………○………


ときどき、幕あいに顔を出す、「オーラソーマ」をちょっと部外者
的な立場から眺めてみる【ぱりさん】シリーズです。^^;

オーラソーマのカラーローズを“全人間心理のカラーインデックス”
に見立てて、その内部的なダイナミクスを連想して楽しんでいます。

ちょっと理屈っぽいですが、常識だけでおつきあいいただければ、
案外、おもしろがっていただけるかもしれません。

「カラーローズ」は人間心理のパノラマです。
http://www.aura-soma.co.jp/intro/color_language/

ただ、ここでいう人間心理とは、具体的な喜怒哀楽のことではあり
ませんでした。

「カラーローズ」でいう人間心理とは、そのような人間感情を味わう
ための“体験世界を願ったその思い”の元型のことです。

●「ブルー:オレンジ極」の両端の願い

「ブルー」 :独存し、安らぎたい
「オレンジ」 :帰属し、奉仕したい

●「イエロー:ヴァイオレット極」の両端の願い

「イエロー」  :知りたい、体験したい
「ヴァイオレット」:脱出したい、超越したい

●「レッド:グリーン極」の両端の願い

「レッド」 :生きたい、貫徹したい
「グリーン」 :見晴したい、受け容れたい

一次色と二次色の6色の対極では、その願いの相互排除性は明白で、
現象世界の根本的自己矛盾が露呈していました。

しかし、これらの意図・欲望によって、個々の体験を保証する環境
としての現象世界の礎(いしずえ)は築かれたのです。

対して、前回、前々回と見てきた三次色では、その両端の願いに一、
二次色のような一見して明白な相互排除性は感じられません。

たぶんそれは、それらが無から有を生み出そうとするような大胆な
試みではなく、現象世界の存在を前提とした願いだからでしょう。

●「コーラル:ターコイズ極」の願い

「コーラル」 :育みたい、守りたい
「ターコイズ」 :全智・全能でありたい

●「ゴールド:ロイヤルブルー極」の願い

「ゴールド」  :豊かで、自立したい
「ロイヤルブルー」:真理・真実を知りたい

これらの願いは、すでに現象世界が存在することを当然のこととし
て受け容れ、そのことを疑っていません。

現象世界の存在という大前提のうえで、そこでの人生をより安全で、
より良いものにしたいという願いなのです。

「コーラル」は生命世界の意味と価値を無条件に信頼し、誕生して
くる個々の生命を養育し、保護しようとする願いでした。

しかし、生命を無条件に育む「コーラル」の在り方は、結果的に、
生きることの意味の実現を育まれた者に託することになりました。

それは、現象世界に時間を取り込むエネルギーでもありました。

対極の「ターコイズ」は、現象世界に生きること、個の体験の意味
と価値の実現を託された者の願いとも言えます。

託された「ターコイズ」は、個々の体験の意味と価値の実現を、
さらなる未来に投げ返すわけにはいきません。

「ターコイズ」はなんとしても、今この瞬間に、個の体験の意味と
価値が実現していることを実証しなければならないのです。

「コーラル」が対極に励起した「ターコイズ」が、今に生きる自由
と全能感と創造を願わなければならない、それが理由です。

「ゴールド」は、絶え間なく変転しつづける現象世界のなかに自ら
の生の根拠を確立し、そこで豊かで安全に生きたいという願いです。

しかし、現象世界のなかで、個人として豊かさと安全を追求すれば
するほど、ますます対極のエネルギーも励起してしまうのです。

その願いは、絶対の真実が何かを求める「ロイヤルブルー」の願い
でした。

これらの三次色の欲望対の間には、一見してわかるほどの自明な
相互排除性はありません。

しかし、同時にその両極の願いをひとつの欲望として起動すること
ができないことも確かなのです。

さて、続いて今回は最後の両極「オリーブグリーン:マゼンタ極」
の両端の願いを確認していきましょう。


      【カラーローズの欲望・願いの配置】

              ◎←ブルー
            独存し、安らぎたい
ロイヤルブルー→○     ・     ○←ターコイズ
  真理・真実を知りたい        全智・全能でありたい
         ・     ・     ・

          ・   ・   ・
ヴァイオレット
    →○      ・  ・  ・      ○←グリーン
脱出したい、超越したい       見晴したい、受け容れたい
      ・              ・
        ・   ・ ・ ・   ・
          ・      ・
マジェンタ       ・・・・・     オリーブグリーン
  →● ・ ・ ・ ・ ・ ○ ・ ・ ・ ・ ・ ●←
無条件でありたい    ・・・・・      調和したい
          ・      ・
        ・   ・ ・ ・  ・
      ・              ・
レッド→◎      ・  ・  ・      ◎←イエロー
生きたい、貫徹したい          知りたい、体験したい
          ・   ・   ・

         ・     ・     ・
   コーラル→○           ○←ゴールド
  育みたい、守りたい   ・    豊かで、自立したい

              ○←オレンジ
            帰属し、奉仕したい


ここでの両端の色は、以前「オリーブグリーン:マゼンタ軸」で
取り上げたのと同じターゲットです。
http://www.aura-soma.co.jp/newsletter/backnumber/dtl_1147.html

上の図ではこの両端の色の願いを、

●「オリーブグリーン:マゼンタ極」の願い

「オリーブグリーン」:調和したい
「マゼンタ」    :無条件でありたい

としてみました。

この二つの願いの間には、一見、なんの矛盾も感じられません。

ましてや、相互排除性などそこには存在しないようでもあります。

しかし、ともにひたすら平和を願うかのようなこの欲望対の間には、
じつは観点上の大きなギャップが隠れているのです。

そのあたりを、じっくり確認していくことにしましょう。

まず、個々の体験を願う「イエロー」と、全体の見晴らしを確認
したい「グリーン」の志を引き継ぐ「オリーブグリーン」です。

「イエロー」の子どもとして「オリーブグリーン」は、個々の体験
を願い、その個々の体験を活かしたいと願っています。

と同時に、「グリーン」の子どもとして、それらの個々の体験や
願いが、相互に矛盾しあう可能性があることも知っているのです。

「オリーブグリーン」とは、すべての個々の体験や願いを活かし
ながら、それらを調和させたいという願いです。

「オリーブグリーン」は、個々の体験や願いに、固有の意味や価値
があることを信じています。

でも、すべての観点や欲望をただそのまま共存させると、その相互
矛盾で衝突が起こり、崩壊が起こりうることも知っています。

そのため「オリーブグリーン」は、個々の観点や体験を活かしながら、
かつ相互に共存できる調和を模索しようとするのです。

「オリーブグリーン」とは、欲望や体験相互の間に調和点や妥協点
を見つけて、大きな交響曲として調和させようとする願いです。

これは対象領域次第では政治的努力であり、別の領域ではきわめて
芸術的努力にもなりえる願いです。

その違いは、どこに位置する観点から現象を見るかによります。

現象世界の個々の観点や体験は、変化する動的エネルギーです。

なので、個々の観点や体験自体に立脚する観点からは、これは未来
永劫成就することのない、実現不可能な努力になります。

法的、また政治的努力で起こるのがこれで、その領域では全関係者
が全面的に満足する解は存在しないことが了解されています。

もうひとつは、関係する個々の表現や体験を、全体的観点から調停
し、調和させようとする努力です。

ひとつの交響曲を書く作曲家や、ひとつの映画やドラマの脚本家の
観点にも喩えられるでしょう。

この観点からの調和は実現可能ですが、その場合は、個々の楽器や
役者は全体を活かすための単なる構成要素にすぎません。

つまり、自分はこれでは不満だ、と主張する楽器や役者は存在しない
という前提なのです。(*^_^*)

「オリーブグリーン」の願いが実現するかしないかは、起こっている
事象をどこから見るかによると言えます。

ではここで、あくまでも個々の観点や体験が自らを主張するという
立場に立ったとき、どういうことが起こるか?

そのとき「オリーブグリーン」の対極に励起するのが「マゼンタ」
の願いなのです。

「マゼンタ」は、「カラーローズ」の他のすべての願いが顕在化
したあと、最後に励起してくる願いです。

「マゼンタ」は、現象世界を起動した、いわば“原因の世界”の他
のすべての願いを、すでに知っているのです。

現象世界とは、永遠の変化を運命づけられた世界です。

“原因の世界”を起動した願いはすべて、すでに姿を現しています。

どんな願いも、その対極にそれと矛盾し、相互排除するような願い
を励起してしまうのを、「マゼンタ」は知っています。

すべての願いを満足させることは不可能なのを知っているのです。

なぜなら、満足がありうるためには、不満足が必要だからです。

ならば、「マゼンタ」に何を願うことが可能でしょうか?

「マゼンタ」とは、願うことの不可能性を知ったうえで、それでも
立ち上がってくる願いとも言えます。

願うことは無意味なのです。

「マゼンタ」は、それを知っています。

「マゼンタ」とは、その立場から起こってくる願いです。

まず「マゼンタ」は、現象世界内の個別存在としては、あるがまま
に満足することを願うでしょう。

「マゼンタ」はあるがままのなかで満足することを願うのです。

個別存在として「足るを知る」か・・・あるいは?

ここで「マゼンタ」は、跳躍します。

「マゼンタ」は、個別存在という実体が存在しないことを理解します。

つまり、すべてはそのままで「あるがまま」だということです。

それ以下もなければ、それ以上もありません。

すべては、このままで、あらゆる誤解と想像と自惚れと卑下と、
愛と恐怖を包含したそのままこそが「あるがまま」なのです。

すべてはこのままで、光に帰ってしまいます。

光しか存在しません。

分離幻想の魔法で、個別存在があると見えていただけなのです。

ここで「マゼンタ」は、願いとしては蒸発してしまいます。

「マゼンタ」は、一方では「ヴァイオレット」と「レッド」を補間
し、もう一方では、色相環から蒸発してしまうのです。

「ディープマゼンタ」がブラックアウトして、「カラーローズ」か
ら消えてしまうのはそのためです。

ほんとうに、この「カラーローズ」で展開される“人間心理”の
世界って、いったいどこに向かっているんでしょうね。

(*^_^*)

『われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこ
へ行くのか』( https://goo.gl/b7rViN )。(-_-)

次に機会があったら、また「カラーローズ」を別の視点から眺めて、
勝手な連想を楽しませていただくかもしれません。

いつもお断りしているとおり、これは「オーラソーマ」で認定された
見解ではありません。

「オーラソーマ」が、ゲーテの色彩論から引き継いだ「カラーローズ」
というすばらしいツールに触発された、まったく自由な立場からの
連想です。

おつきあいいただき、ありがとうございました。<(_ _)>

                          pari 記


       ………○…………○…………○………

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