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巻頭エッセイ


第143号 オーラソーマとタロット

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■ 1.巻頭エッセイ:オーラソーマとタロット
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昨日オーラソーマの代表マイク・ブース氏が来日し、明日から「オーラソーマ
新タロットの旅」が始まります。

https://oshoartunity.com/cgi-bin/booking.cgi?code=070329-0401MK_TAR_f

これまでにも新しいタロットについてマイク氏のセミナーがありましたが、今
回は、これまでのタロットのセミナーのアドバンスコースに該当します。

オーラソーマのタロットができるまでは、ウエイト版のライダーデックを使っ
ていましたが、オーラソーマのボトルにあった新装版のタロットができ、これ
についてはまだ本も出版されていないので、どのような内容になるのか楽しみ
です。

そこで、今回はタロットとオーラソーマというテーマで考えてみたいと思いま
す。

タロットは、オーラソーマではレベル3で学びます。

では、そもそも、オーラソーマでタロットを学ぶ意義はどこにあるのでしょう
か?

その前に、タロットってなんなの? ということも、タロットになじみのない
方にとっては問題ですね。

私も、オーラソーマを通してタロットを知るまでは、単なる占いカードぐらい
にしか思っていなかったので、タロットがこんなに意義深いものだとは知りま
せんでした。

今回の「オーラソーマ新タロットの旅」のテーマでもありますが、生命の木と
タロットとイクイリブリアムの関連性について知ることで、オーラソーマにつ
いてのさらに深い体系が理解できるようになります。

それは、人生ということについての理解を深めていく旅にもなっていきます。

生命の木は意識の地図であり、タロットカードはその象徴性を通して古代から
の教えを伝えるものです。そしてイクイリブリアムは色の暗号であり、色を通
して意識を探求していくものでもあります。

ですからオーラソーマでタロットを学ぶことは、イクイリブリアムの色の暗号
を、タロットの象徴としてのイメージを通して理解していくことになります。

それは右脳教育として、直感を磨いていく、という教育のプロセスにもなって
いるわけです。

さて、そこでタロットについてですが、一番なじみの深いものとして遊戯カー
ドのトランプがあります。

スペードやハート、ダイヤモンド、そしてクラブがありますが、これはタロッ
トの小アルカナを起源として、ジョーカーは大アルカナの愚者からきていると
されています。

その基となるタロットカードが、いつ誰によって、何のために作られたのか、
ということに関しては、まだ定説はないようです。

ただ、一般には古代エジプトの神秘思想から誕生したという説と、中世のヨー
ロッパで、キリスト教、グノーシズム、イスラム教などの諸要素があわさって
創造されたという説があるようです。

とはいっても、タロットには秘教的性格もあり、そもそもアルカナというのは
「秘儀」という意味があるそうで、古代から伝わる宗教的秘儀がカードにこめ
られていることから、そのように呼ばれているようです。

だとすれば、「タロットとは、古代から伝わる秘密の叡智を、教会権力の弾圧
や無知な輩から守るために、そして純粋な形で後世に残すために、ヘレニズム
時代に栄えたグノーシス派(キリスト教神秘主義の一派)が打ち出した発明な
のだ」というリガルディーの説が信憑性を帯びているようにも思われます。

実際、大アルカナのカードの「愚者」から「世界」に至るストーリーはその古
代グノーシズムの主題を現しているようなんですね。

つまり、グノーシス主義というのは、人間の霊は、神の一部、「神聖な光」で
あるけれども、始原的な悲劇のゆえに苦悩する存在でもあるので、人間を救済
することが神を救済することでもある、というふうに考えるようです。

そして世界が破壊されるとき、解放されるのは神の一部であり、それが人間の
始原への回帰を可能とする。

これがタロットカードの大アルカナでどのように現れているかというと、「愚
者」というのは、人間の精神は神的なものであるが、それは物理的な身体に幽
閉されており、その神性に気づかない状態。

より高き星々の使者が、物質的世界に対する支配を表明し、表面的な現実より
さらに深い何かの存在を証明する「魔術師」。

世界の支配的な力「女教皇」「女帝」「皇帝」「教皇」が抵抗にあい、日常的
存在が挑戦を受け、克服されて初めて解放の切望が可能となる「恋人」「戦車」


探求者「隠者」は、一定の成熟に達したときにのみ、精神的故郷に自分を回帰
させるための旅に出発できる。

内省「運命の輪」は、肉体的衝動「力」の克服と、より高きもののためにより
低きものを故意に犠牲とすることによる日常的価値の逆転を求める「吊るされ
た男」。

より低き個我「死神」の昇華は、「悪魔」の打倒を可能とする霊的な活力「節
制」の流出に至る。

それが地上の牢獄「塔」の崩壊を招来し、精神が天の星々「星」「太陽」「月」
を経て、神秘的再生「審判」を経験し、最終的には「世界」と一体化するとい
うプロセスを表現している、とみることもできるようです。

オーラソーマではタロットは生命の木と関連づけて学ぶのですが、生命の木は、
本来は宇宙の法則を体系化したもので、人間が霊性を進化させるためのプロセ
スを示しているとされています。

その生命の木のもととなっているユダヤの神秘思想、カバラの教えは、エジプ
トから聖なる地へと向かったモーゼが、神から直接与えられたといわれる叡智
に基づいているとされ、宇宙の真理、神と人間との関係、人類の霊的進化への
道などをまとめた哲理だとされています。

簡単に言えば、自分自身を神のごとくに向上させ、本当の幸福をつかむための
教え、ということです。

ですからカバラのタロットという視点から見ると、タロットにはこのようなカ
バラの思想のエッセンスが描かれ、自分自身を向上させ、幸福な人生を送るヒ
ントが描かれているということになります。

とはいっても、オーラソーマのタロットは、これらの宗教的な教義とは関係あ
りません。

ヴィッキーさんは、オーラソーマは古いワインを新しい皮袋につめるようなも
のだ、と言っています。

つまり、オーラソーマは、古代の叡智を現代にもたらすものであり、それは宗
教的な教義としてではなく、色の暗号として、人間の意識を解き明かそうとし
ていくものです。

オーラソーマのタロットは、そのヒントをビジュアルな側面から、右脳の直感
を通して学んでいくものといえそうですね。


                                尚 記

参考文献
『タロット その歴史、意味、解読法』アルフレッド・ダグラス著 河出書房
新社
『正統カバラ・タロット占術』斉藤啓一著 Gakken


もう少しオーラソーマについて知りたい方は、
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