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巻頭エッセイ


第216号 【パリさん】:カラーローズ―オリーブの心理

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■ 1.【ぱりさんのオーラソーマ】:カラーローズ――オリーブの心理
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オリーブというのは、色の言語でいうと、イエローとグリーンの中間です。

http://aura-soma.co.jp/intro/color_language/olivegreen.html

オリーブのボトルは、91番がオーラソーマで最初のオリーブのボトルです。

http://aura-soma.co.jp/products/equi/B091.html

オリーブはイエローの個人であるということと、グリーンの協調との中間の色
で、ぱりさんはとてもうまい言い方をしています。

つまり、「オリーブグリーン」は、個の実現を欲望する「イエロー」と、全体
への見晴らしと、そこでの調和を求めた「グリーン」との申し子でした。

ということで、そのメッセージは

「もっと、まわりが見えていなくては」

何ごとにも裏表があるもので、オリーブの人のチャレンジの傾向としては、ま
わりが見えすぎることで、まわりの人と協調しようとしたり、まわりの人の期
待に応えようとするあまり、自分を見失ってしまうこともあるということです。

そこで、オリーブのテーマのひとつとして、エンパワメント、つまり自分の価
値を見出す、ということがあります。

オリーブの実は、青い果実の時にはとても苦いのだそうです。でもそれを熟成
させることで、おいしいオリーブの実になることから、苦い体験や思い出も、
それが年月を経て熟成し、学びを経ることで、より成熟した味わいのある大人
となっていくことの象徴として例えられたりもします。

もし人間関係などで、ある人との関係で苦い思い出を抱えている人がいれば、
そしてそのことを意識的に熟成し、味わいのあるものに変えたければ、ハート
の機能を使ってみるといいかもしれません。

それは、その人にハートから「感謝することができるか」、そしてその人をハ
ートから「許すことができるか」ということを自分に問いかけてみるのです。

あるいは、自分が悪かったと思うことがあれば、ハートから許しを請うことで
す。ぞれは相手に会わなくても、自分のこころの中でやってみることもできま
す。

どうしても許せないと思うかもしれません。でも、その思いを抱えている間は
自分自身を許していないのです。そのことで自分のエネルギーを滞らせている
だけです。そういう意味では、許すこと、許しを請うことは、自分自身のエネ
ルギーを解放するために、自分のために必要なことだともいえるでしょうね。

そこで、どんなことがあったとしても、それが自分の成長の糧になったとすれ
ば、少なくともそのことには感謝できるかもしれません。

オリーブは、イエローの個人の視点からは苦味や苦しみとしてしか思えなかっ
た経験を、グリーンのハートの中で熟成させることで、とても豊かな滋味ある
人生の経験へと変容していくプロセスともいえそうです。

では、ぱりさんのカラーローズ、オリーブの心理です。

                                尚 記


        …………○…………○…………○…………


ときどき、幕あいに顔を出す、「オーラソーマ」をちょっと部外者的な立場か
ら眺めてみる【ぱりさん】シリーズです。^^;

オーラソーマのカラーローズを“全人間心理のカラーインデックス”に見立て
て、その内部的なダイナミクスを連想して楽しんでいます。

ちょっと理屈っぽいですが、常識だけでお付き合いいただければ、案外、面白
がっていただけるかもしれません。

これまで、宇宙の創造と連動して発生した“人間心理”の全パノラマを、時計
の文字盤の位置に沿って展開してきたのでした。

と言っても、テンプレートが先に完成しているのだから楽ですよね。(^^;)

言うまでもなく、オーラソーマの「カラーローズ」のことです。
http://www.aura-soma.co.jp/intro/color_language/

ページ上部に表示されている本来の「カラーローズ」の他に、このページをス
クロールダウンすると、下の方に丸い色のリンクインデックスを置いた図表が
表示されています。

ああ、この位置に人間心理のインデックスが置かれているのだな、とお考えい
ただくといいと思います。

良くも悪くも、人間心理の大枠はこれだけのことです。

“原因の世界”で森羅万象の物理的顕現を願ったあらゆる人間の思いは、すべ
てこの中に収まってしまうわけです。

ある意味で、可愛らしいとも思えますよね。^^;

それぞれの位置が、意識の大海のなかの特異点、つまり、“ある願い”“ある
思い”を代表しており、それぞれの“思い”が全体のなかでは互いに相殺しあ
っているわけです。

なぜかと言えば、あらゆる欲望や願いは、全体としては“ただあるがまま”の
クリアー(無色透明)の光に収束されていかなければならないからです。

それぞれの“願い”“欲望”の相互関係が、この絵のなかでは補色関係として
表現されているのですから、なんとも驚くべきインデックスだと思います。

これまでにここで展開した人間心理に、順に簡単に触れておきましょう。

・一次色の展開:

12時:全体への“神の視界”と“独存の平安”を湛えた根源色「ブルー」

 4時:個別を意図し、顕現世界の創造を目指して飛び出した「イエロー」

 8時:“永遠の変化”を起動して、現象世界の創造を実現した「レッド」

・二次色の展開:

 2時:個別としてはじめて全体との見晴らしと調和を求めた「グリーン」

10時:個別としての立場に馴染みきれず超越を求めた「ヴァイオレット」

 6時:多様性の謳歌という新たな価値創出による飛躍を求めた「オレンジ」

ここまでで、原因の世界で人間心理を展開する往路は完走され、全人間心理の
基本骨格が調いました。

そこから再び、個別を許す全人間心理の包含と、その“ニュアンス”を見定め
る帰還の旅が始まります。

まずは、顕現世界を最大限に謳歌しようとする人間心理の領域、レッドとオレ
ンジの中間点あたりから帰路の旅を始めたのでした。

ここでちょっと注意していただきたいのは、奇数時の位置に展開する三次色の
“人間心理”は、すでに世界の存在を前提とし、人間心理の世界を前提として
展開されていることです。

・三次色の展開:

 7時:“無償の愛”で顕現世界の継続・維持に献身する「コーラル」

 5時:依存を嫌って存在の根拠を自らの中に求めた自尊の「ゴールド」

前回までに、ここまで話が進んだのでしたね。

さて、「イエロー」と「オレンジ」の間で「ゴールド」が自らの根拠を求めて
その探求の錘(おもり)を内面深く降ろしていたころ、「イエロー」の向こう
側、「イエロー」と「グリーン」の中間に別の思いが浮上しつつありました。

それは、あまりにも向こう見ずで無鉄砲に、ひたすら「個」としての喜びを追
求する「イエロー」への批判に根ざす思いでもありました。

あれでは、あまりにも身勝手で、愚かだ。

あんなに周囲が見えないのでは自分の願いの実現だってかなうはずがない。

もっと、周りの人たちのことが見えていなくては。

周りの人たちだって誰も、他人の願い実現するために存在しているのではない
のだから。

みんな自分の願いを持って、それを実現するために生きているのだ。

そのことを知り、もっと謙虚に、自分の足許を確かめて、他の人たちの願いの
実現をお手伝いしながら、全体のなかで自分の願いを実現するのでなければ。

そんな大人の思いが兆していたのです。

そう、この思い「オリーブグリーン」は、個の実現を欲望する「イエロー」と、
全体への見晴らしと、そこでの調和を求めた「グリーン」との申し子でした。

その「オリーブグリーン」の目から見れば、「イエロー」はあまりにも無謀で、
自らの夢想だけに耽っているように見えたのです。

もっとずっと実現の可能性があることが、無用な誇りと、無意味な自尊から生
まれる無用な葛藤のなかで、勝手に“自爆”するだけではないかと……。

その「オリーブグリーン」の視線のメッセージを、

         「もっと、まわりが見えていなくては」

と表現してみることにしましょう。

「オリーブグリーン」に代表される智慧とは、自分の願いを地上に実現すると
きのその現実性、目配り、グラウンディングした謙虚さです。

目的実現に向けてのいい意味での妥協、大人の柔軟性とも言えるでしょう。

「オリーブグリーン」には、まわりの志したちが“子どもっぽく”映っていた
のです。

それは自分を他者のなかのひとりとして相対化して眺められるリアルな視力で
あり、懐の広さであり、ある意味でひとつの“ブレークスルー”でした。

その意味では、これこそが大人の智慧であり、地上に平和と調和をもたらすた
めの希望とも言えます。

まず存在するそれぞれの願いを受け入れ、その上で全体の方向性と実現可能性
を勘案する包容力と客観性を具えていたからです。

オーラソーマで「オリーブグリーン」が“女性のリーダーシップ”と呼ばれる
のはそのためなのでしょう。

地球人類はずっと昔、部族の者を自分の子どもと見なすこの“女性のリーダー
シップ”によって導かれていた母系制社会を手放したのかもしれません。

そして外的要因もあってか、いつからか効率を求め、最終決定を暴力に委ねる
父系制社会に永く支配されてきたのでしょうか。

ここでまた大きく振り子が逆に振れるのかもしれません。

話が逸れました。(^^;)

「個別」の表現を許容する顕現世界を統べるには、この「オリーブグリーン」
のメッセージはけっして無視できない智慧でしょう。

もし「オリーブグリーン」の智慧が、あらゆる「個性」の共存に起因する葛藤
をすべて自らのハートのなかに吸収できるなら、それは地上での最終的智慧で
ありえたかもしれません。

しかしそれはあまりにも苦渋に満ちた選択であるかもしれず、「個性」という
分離の幻想をすべて吸収しきることは、“人間心理”の許容力の範囲を超えた
ことなのではないか……。

しかし、それは“人間心理”「オリーブグリーン」の固有の視点とはまた別の、
新たな話題です。

「オリーブグリーン」はあくまでも、その固有の視線を、

         「もっと、まわりが見えていなくては」

というメッセージとして放っているはずです。

原色「イエロー」と二次色「グリーン」の間の三次色「オリーブグリーン」は、
「カラーローズ」の3時の位置に“ヴェシカ・パイシス”で造形されます。
http://www.aura-soma.co.jp/intro/color_language/


               全体への視界
               独存の平和
               (ブルー)





      生存への違和             見晴しへの願望
      超越への希求             調和と協調
     (ヴァイオレット)           (グリーン)

                          協調への意志
                 ・        許容と配慮
                         (オリーブグリーン)

      生命への熱情             個別への意志
      欲望と安定              自尊と不安
      (レッド)              (イエロー)

        無償の愛           自立への希求
        報われぬ愛          智慧と恐れ
        (コーラル)         (ゴールド)
               創造への賛歌
               帰属と献身
               (オレンジ)

……。

また機会があったら、このあとどんなダイナミクスで三次色が生まれ、それら
がどのような人間心理を代表するのか、そんな連想を楽しませていただくかも
しれません。

いつもお断りしているとおり、これは「オーラソーマ」で認定された見解では
なく、「オーラソーマ」がゲーテの色彩論から引き継いだ「カラーローズ」と
いう素晴らしいツールに触発された、まったく自由な立場からの連想です。

お付き合いいただき、ありがとうございました。<(_ _)>

                                pari 記


        …………○…………○…………○…………

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