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巻頭エッセイ


第553w号 鮎沢さん(37)「季節の色14」:鶯色

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■ 1.巻頭エッセイ:
     鮎沢玲子さんの季節で楽しむ日本の色 Vol.14
                  ≪【鶯色】うぐいすいろ≫ (2015,2/4)
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もうすぐ、鶯(うぐいす)の季節。

とはいえ、3月に入ってからなので、まだ1ヶ月以上先のことです
が。

鎌倉の山には鶯がいて、その声が聞こえると「あぁ、春が来た」と
思えます。

そして夏ごろになると、いつのまにか鶯の声が聞こえなくなります。

だから、鶯というのは渡り鳥だと思い込んでいたのですが、あると
きハイキングコースに設置してある鳥の解説の看板を見ていたら、
留鳥という分類になっていたので驚いた覚えがあります。

「秋冬には、山地のものは平地へくだっていきます」ということな
ので、地域を変えて住んでいるのかもしれません。

たいていは「ホーホケキョ」と鳴きますが、オフィスの近くには、
「ホーポテチッ」と鳴くのがいて、「ポテチ」というあだ名がつけ
られています。

ちなみに、「ホー」が吸う息、「ホケキョ」は吐く息なのだそうで
す。

それでは、巻頭エッセイ:鮎沢玲子さんの季節で楽しむ日本の色
Vol.14≪【鶯色】うぐいすいろ≫を、お楽しみください。

                           尚 記


P.S.現在の私のマイブームはOshoの本の出版。

紀伊国屋書店新宿本店では、2月2日から「OSHOフェア」が開
催されています。

新保町の書泉グランデでも「OSHOブックフェア」が2月8日ま
で開催です。

今回、新たに出版された書籍「死について 41の答え」の「立ち
読みコーナー」を設けました。

こちらからダウンロードしてお読みいただけます。

★新刊の目次および一部は、以下よりお読みいただけます。
http://oejbooks.com/news/book1.html

そしてさらに、興味はあるけれども、どういう内容かをもう少し知
りたい、と思われる方のために、あらかじめ本書の内容の一部を読
んいただけるページを用意しています。

以下の、「死について 41の答え」立ち読みコーナーにご登録く
ださい。
http://oejbooks.com/newsletter/art_living_dying.html

詳しくはこのメルマガの「臨時お知らせコーナー」をお読みくださ
いね。


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≪【鶯色】うぐいすいろ≫

本日2月4日は立春です。

気温はまだ低いものの、昼間の日差しは一日一日と明るさを増して、
春の訪れを感じさせます。

日没の時間もずいぶん遅くなりましたね。

春になると、どこからともなく「ホーホケキョ」と、鶯の鳴く声が
聞こえてきます。


鶯は東アジアに広く分布している鳥です。

日本では「春告鳥」の別名で古くから親しまれており、「万葉集」
には五十首以上の歌が詠まれています。

花札の如月(旧暦2月)の絵柄である「梅に鶯」を思いだす方も多
いのではないでしょうか。

花札は「花かるた」とも呼ばれ、一組が48枚です。
12か月分の花が、4枚ずつに描かれています。


余談ですが、日本にカードゲームが上陸したのは安土桃山時代のこ
とで、ポルトガル語のカードゲームを表す「carta」が語源になって
います。

その花札で、2月(如月)の絵柄は鶯。

赤い梅の花と枝に止まっている鶯の緑色が、美しい対比をなしてい
ます。


先日、昔ながらのパン屋さんに行ったところ、ウグイスパンを見つ
けました。

緑色のウグイス餡が入っていて懐かしい味でした。


日本の色名で「鶯色」を調べてみたら、意外にも今までイメージし
ていた緑色とはかけ離れた、茶色に近い色だったのが気になりまし
た。

さらに調べてみて、わかったことは・・・花札に描かれたあの鳥、
実は鶯ではなくメジロだったのです。

確かに目のまわりが白いではありませんか。

実際の鶯は? というと、メジロに似ていますが、比べると、ずっ
と地味で、茶色がかった羽の色をしています。

メジロは花の蜜を吸いに梅の木にやってくるのですが、鶯は藪のな
かで、主に虫などを食べているのだそうです。

メジロに比べて、色だけでなく、なんだか生態まで地味です。

これまで鶯色と思いこんでいたのは、実は「メジロ色」でした。


ならば、あのパンも、本当は「メジロパン」と呼ぶべきで、これは
食品の偽装では?(笑)なんて。


花札の歴史を見ると、安土桃山時代の「天正カルタ」にはじまり、
さまざまな変遷を経て、現在の絵柄に定着したのは江戸中期のこと
だそうです。

当時、花札をデザインするにあたり、美しい鳴き声にふさわしい鳥
として、鶯に似たメジロが描かれたのかもしれません。


食品の産地偽装や偽りの表示は困りますが、こんな様式美のための
風流な偽装なら歓迎します。

メジロにはちょっと気の毒ですが。

春を告げる鶯の鳴き声を聞いたら、今年はメジロのことも少し思い
だしてあげましょう。

(※こちらで画像とともに掲載をしています。
 http://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-11985500118.html


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鮎沢玲子(あゆさわ れいこ) プロフィール

有限会社「カラーズガーデン」代表。
英国オーラソーマ社公認ティーチャー。
栃木県宇都宮市生まれ 生家は染物屋を営む。
中学校美術教師を経て、インテリアコーディネータとして14年間
住宅メーカーに勤務。
2002年よりオーラソーマ・プラクティショナーとして独立開業。
2006年より公認ティーチャーとして活動中。
http://ameblo.jp/aurasoma-c-garden/


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