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巻頭エッセイ


第122号 白いライオン「私は誰か」を見いだす

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■ 1.白いライオン「私は誰か」を見いだす
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これは、白いライオンが、「私は誰か」を見いだしたお話です。

白いライオンにできるなら、人間の自分にできないはずはない!
と思ってもらえれば幸いです。

ちなみに、これは実話です。

これは実際に黒田コマラさんが南アフリカで見て、聞いてきたお話だけに、説
得力がありますね。

人間も似たようなもので、生まれたときから、両親や先生や周りの人たちに、
「あなたにはできっこない」とか、「女の子はこうあるべきだ」とか、「人間
はこうあるべきだ」とか、「人間とはこういうもんなんだ」「お肉を食べない
と大きくなれない」「いや健康には玄米菜食だ」「肉は身体の害だ」とか、な
んだかんだ様々な固定観念を、両親や学校や書籍などで習ってきていますね。

また、回りの人たちの行動や振る舞いを見ても、自分もこういうふうになって
いくんだ、自分はこうなんだというふうに意識的無意識的に思い込んでしまっ
ています。

そうこうしているうちに、知らず知らずのうちに、私たちも、コマラさんが見
た肉の塊しか食べれない白いライオンのようになってしまっているのかもしれ
ません。

幸いに、この白いライオンは真の自己に目覚めることができました。

私たちも、その白いラインにあやかりたいものです。

これに類するお話しに、「シマウマとライオン」というお話しもあります。

あるとき、たてがみのの立派なライオンが草原を歩いていると、シマウマの群
れを見つけたんですね。

そのシマウマたちはライオンを見て、一目散に逃げ出したんです。ところが、
そのシマウマの中に一匹の若いライオンが混じっていて、驚いたことにその若
いライオンもたてがみのライオンを見て、シマウマと一緒に一目散に逃げるで
はありませんか。

たてがみのライオンは、いったいあの若いライオンは何をしているんだ? と
驚いて、その若いライオンを追いかけて捕まえたんですね。

その若いライオンはぶるぶる震えて、自分は食べられてしまうと恐怖に恐れお
ののいているわけです。

そこで、たてがみライオンは若ライオンに言ったんです。「いったいおまえは
何を恐れているのだ。お前はライオンで、シマウマではないんだぞ!!」

それでも若ライオンは信じないので、たてがみライオンはその若ライオンを湖
のほとりに連れて行き、水に映る姿を見せると、驚いたことに、そこにはシマ
ウマではなく、立派なライオンの姿があるではありませんか。

そこで、若ライオンは、自分はシマウマではなくライオンなんだって気づいた、
というお話。


オーラソーマは今まで形成されてきた自分から「本当の自分は誰?」
ということを見いだしていくための手段、ないしプロセスと言えるでしょう。

白いライオンは、それでも野生の中で生きていくことで、自分は誰かを見いだ
していきました。

私たちはどうなんだろう? と思わず考えさせられますね。

今回の巻頭エッセイは、ホワイトライオンが自己に目覚めていくお話を、コマ
ラさんに語っていただきましょう。

                                尚 記

        …………○…………○…………○…………

「南アフリカ便り」

9月に南アフリカで行われた、オーラソーマ・聖なる旅を経験してきました。

南アフリカとオーラソーマ・システムが一体どんな関係があるの? と思って
いた方もいらっしゃるかもしれませんね。そんな方のために、少しばかり私の
経験と理解をお話することにします。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、この聖なる旅は、南アフリカの
ティンババティという地で始まりました。そこで、白いライオンと出会うとい
うことが一つの大きな目的でした。

ここは、白いライオンが野生で生まれた地球上で唯一の場所であり、その名も
「星から降りてきたライオン」という意味なのだそうです。

ですが、過去12年の間、野生の状態で存在する白いライオンはいません。

すべて捕獲され、人間の手で繁殖させられ、動物園やエンターテイメントのた
めに捕らわれていたり、狩猟の賞品として殺されたり・・・本来は、動物王国
のキングであるライオンが、そのような虐待を受けた状態で存在しているのが
現状だそうです。

そこでオーラソーマグループは、現地で白いライオンを彼らの故郷に戻し、野
性に戻す使命を生きるリンダ・タッカーさんという女性に招待を受けて、白い
ライオンに実際に出会うチャンスをもらいました。

白いライオンは、まさに「愛と強さ」がひとつになる可能性を見せてくれてい
るような存在でした。

その澄んだペールブルーの目に見つめられると、すべてを見透かされているよ
うな感じがし、その強さと俊敏さには見飽きない美しさがあります。

リンダさんたちにとって、日本人は白いライオンの重要性を理解する東の国の
人たちとして理解されています。つまり、日本は手塚治さんの「ジャングル大
帝レオ」が生まれた国なのです。

私が感銘したのは、リンダのパートナーである、ライオン博士のジェイソンか
ら聞いた話です。

白いライオンの親子が、故郷であるこの地に到着したとき、それ以前から彼ら
は野生の暮らしを経験したことがなかったので、食事も肉塊しかもらったこと
がなかったそうです。

最初に、ジェイソンが餌として動物の体を丸ごと与えたとき、彼らはそれが自
分の餌だと分からなかったというのです。

そして、そこから徐々にライオンたちは「自分が誰なのか」を細胞のレベルか
らゆっくりと思いだしはじめました。

今では、母親ライオンが子供たちに狩を教え、野生に戻るプロセスが加速して
いるそうです。

この話を聞いたとき、この白いライオンが野生に戻っていくプロセスが、まさ
に私たちが自分の中で忘れてしまっているものを思い出すためのシンボルなっ
ているように感じられます。

それは、細胞レベルでの「目覚め」と言えます。

白いライオンたちが、自分であることにくつろぎ、愛の中で息づいている姿を
見て、「自分が誰であるか」に目覚めることの一瞥を体験したような気がしま
した。

白いライオンとの出会いを通して、参加した皆が共通に語った経験は、ハート、
そして愛のつながりでした。まさにハートが、その入り口だということなので
はないでしょうか。

ブッダが最後に残したことば「サマサティ」、これも「自分が誰であるかを思
い出す」というような意味を含んでいます。

私たちは、オーラソーマという色の鏡を使って、意識の扉を開くプロセスを経
過していると言えます。

まだまだ、たくさんの面白い体験がありますが、今日はこのくらいにしますね。

                           黒田 コマラ 記


もう少しオーラソーマについて知りたい方は、
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