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巻頭エッセイ


第77号 ハートの鍵

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■ 1.ハートの鍵
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最近心に残った言葉があります。

それは、内面の世界において、もし何かをそのままとどめておきたければ、その
ことを避けていればいいんだよ、っていうことです。

そのことから逃げて、抵抗している限り、そのことはいつまでもあなたのなかに
とどまる、ということなんですね。

外側の世界のものごとに関しては、嫌なことに対しては、それを避けたり、逃げ
たり、抵抗することが自分の身を守る方法であることもあります。

しかし内側の世界に関しては、そうすることはかえって逆効果なんですね。

内側の世界に関しては逃げ道はありません。抵抗することなく、イエス、といっ
て受け入れることが、そのことから開放される近道なんです。

火があれば、それに近づくとやけとするので近づかず、避けなさい、というのが
外側の世界ですが、その火を通り抜けていくことで助かるのが内側の世界なんで
す。

例えば、自分の内面のネガティブな側面、嫉妬や怒りや憎しみなどの感情。

それらを避けるためのさまざまなやり方がありますし、ある意味そのためのテク
ニックもあります。

それらは見ないようにして、考えないようにするために私たちはさまざまなこと
をします。

テレビを見て時間をつぶしたり、映画を観たり、友達とおしゃべりしたり、食べ
たり、コンピュータに向かったり、仕事をしていたり、常に何かで忙しくしてい
たり。

あるいはポジティブシンキングというやりかたもあります。ネガティブなことは
一切考えない。すべてポジティブなことを考えていればネガティブなことは実現
しない。というものです。

ネガティブなことを考えたり思ったりすればそれも実現するので、できるだけポ
ジティブにものごとを考えようとします。

実際ある程度まではそうなんですね。人間の思考というのはとてもパワフルなの
で、思ったとおりのことが実現することは大いにあることです。

しかし思考だけではどうしようもできない感情もありますよね。

思考が感情を作り出すこともあるので、考え方を変えることで感情をコントロー
ルすることもある程度できます。

でも、それでもどうしようもできない感情というものがあったりもします。

また思考でも、ポジティブに考えようとしても、どうしてもネガティブなことも
考えてしまう。

思考というのは、ひとつのことを考えると、ある意味、どこかでそれと反対のこ
とを同時に考えてしまうものなんですね。マインドはかならず二元性がそこに含
まれているので、それがマインドの性質でもあるわけです。

自転車に乗っていて、障害物を避けようと考えれば考えるほどその障害物にぶつ
かる、なんてよくあることです。

では、そうしたときに、そのようなネガティブな感情、思考にどのように対処し
たらいいんでしょうね?

そうしたときに、この言葉があるんです。

それを避けようとしたり、抵抗していたり、見ないようにしている限り、それは
そこにとどまります。

これはある意味逆説的な言い方です。

この趣旨は、つまり、そのことに直面することで、それは解消しますということ
です。直面するというのは、抵抗しないでそのままに受け入れる、そのことに意
識の光を当てるということなんですね。

では、それに直面する、意識の光を当てるってどういうことなんでしょう?

通常私たちがしてしまいがちなのは、それに対して思考の光を当ててしまうんで
すね。

つまりそれについて考えようとする。分析して原因を探ろうとする。そしてそれ
らを批判して、排除しようとする。

しかし思考の光、つまりマインドの光、というのはものごとの一部しか照らすこ
とができないんです。全体を見ることができません。

ですからネガティブな感情に対処しようとすると、ネガティブな感情しか見えな
くなるんです。するとこの世がすべてネガティブに見えてしまう。この世に悲観
して自殺したくなっちゃいます。

ネガティブな思考があれば、それに思考の光を当てると、ネガティブな思考でい
っぱいになってしまう。

実際はネガティブな思考をネガティブだと見ているのは、同じ別のマインドなん
です。同じマインドのなかにネガティブな思考とポジティブな思考があって、そ
れらが争っているわけです。

私たちの世界がこれほどまでに分裂して争っているのは、私たちがそのようなマ
インドの中で生きているので、それが外側の世界にも反映しているのですね。

それはともかく、それらに意識の光を当てるというのは、それらのすべて、ネガ
ティブな思考もポジティブな思考も、そしてネガティブな感情も、そしてポジテ
ィブな感情も、それらをすべてあるがままに見ることができるということなんで
すね。

それはマインドの光、思考の光ではできないんです。

ではどうすればできるのか?

それをするための第一歩がハートのスペースに受け入れるということなんですね。

ハートのスペースが大きくなっていれば、それらのすべてをあるがままに、批判
もジャッジもすることなく、抵抗することもなく、ただ受け入れることができる
ようになってきます。

そうするとネガティブなものごとはそのハートのスペースの中で、意識の光が当
たり、自然と消えていくものなんですね。それはちょうど雪に太陽の光が当たっ
て融けるようなものです。

しかしある感情を、マインドがネガティブなものとして批判すると、その感情は
感じるのをやめてしまいます。つまり、感情体(エーテル体、第二の身体、など
いろんな言い方がありますが)はその感情を十分感じられなくなってしまうんで
すね。

そうすると本来、それはただ感じれば、そのまま通り過ぎてしまうものなのに、
それを感じて表現することができなかったがゆえに、それがいつまでも残ってし
まったりするわけです。

あるいは本来感情で感じるべきことなのに、それを頭でなんとか解決したりしよ
うとします。

そうするとものごとはとてもややこしくなってしまいます。

本来ものごとはとてもシンプルなものなのに、マインドで処理しようとすればす
るほど複雑になってしまいます。

ハートではものごとはとてもシンプルです。

ハートのスペースの中で、あるがままに受け入れることの中で、自然とものごと
が解消していきます。

では、そのハートのスペースにいるためにはどうすればいいんでしょう?

それはとても簡単です。

ハートを思い出せばいいんです。

誰もがそのハートを持っているわけですから。

ただ、それは体のエクセサイズと同じで、使わなければ機能しません。

それを機能させるためのエクセサイズがハートの瞑想です。

だから、ただそのハートの瞑想をしていくことの中で自然とものごとが変化し、
解消していくことが多くあります。

でもそれはマインドではわからないことです。

ハートのエクセサイズをした人にだけわかっていくことなんですね。

でも、マインドは、ハートのエクセサイズもせずに、そういうことでものごとが
改善したり、うまくいくはずがないっていいます。

そりゃそうです。マインドは問題を作り出すことで生きているわけですから、問
題がなくなってしまうと困ってしまうので、当然ハートの瞑想には反対します。

あるいは、あまりにも簡単すぎるので、マインドはやりたくないんですね。
マインドは複雑で難しいことがすきなんです。

ヴィッキーさんは大いなるガイドはあなたの内側にあります、と言っていますが、
その大いなるガイドとは何でしょうね?

あなたの内側にあるハートがその鍵を与えてくれるでしょう。


                               尚.記

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