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巻頭エッセイ


第219号 ハートからのカウンセリングスキル(2)

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■ 1.巻頭コラム:ハートからのカウンセリングスキル その2
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前回は、あなたがまだ生まれる以前の意識であった時代から、この世に生まれ
るまでの体験についてのお話でした。

それは、オーラソーマの色で言うとマゼンタの世界ですね。

目に見えない世界。すべてがひとつである世界。まだ分離を体験する以前の世
界がそこにあります。

そしてあなたは受胎します。

精子と卵子が融合し、あなたはその細胞のなかへと入っていきます。

その詳しいプロセスのオーラソーマの見地は、ヴィッキーさんとマイクの見地
として「サトルアナトミー」に詳しく書かれています。

http://artbeing.com/book/BLJ01.html

そして、あなたは体内では母親と一体となった期間を過ごし、誕生のときを迎
えます。

あなたは赤ん坊として、レッドの肉体を持ってこの世に生まれてくるのです。

その肉体の分離の体験があり、その後の生きていく過程で、意識の次元におい
ても分離の体験が生じてきます。

生まれたばかりの時には、赤ん坊はレッドの純粋なエネルギーとともに動いて
います。

そしてオレンジの感情も、そのエネルギーとともに流れています。

それらの感情は、ただエネルギーの純粋な表現なのです。

笑い、泣き、怒り、悲しむことになんの良し悪しの判断も分離もありません。

しかし、赤ん坊はそこで生きていくことを学ばなければなりません。

赤ん坊にとっては、生きていくためには、その両親に愛されることがすべてで
あり、その愛を獲得することが死活問題なのです。

その赤ん坊にとっては、愛の源は外側にあり、その愛を得ることのために、あ
らゆることを学びはじめます。

その過程で、意識の次元においての分離の体験があり、それがあなたのなかに
エネルギー的なブロック、分離を作り出すことになってしまいます。

そして2歳から3歳になるころ、言葉を意識的に使い始めるとともに、自我の
目覚め、イエローの世界へと入っていくことになります。

あなたは、そのとき知恵の木からのりんごを食べ、「エデンの園」を離れるこ
とになるのです。

では、そのプロセスについて、前回に引き続き、ラハシャ博士の話を聞いてみ
ましょう。

                         尚 記


        …………○…………○…………○…………


「分離の体験」

永遠の意識には何が起こっているのでしょうか。

あなたは次第に母親のからだとのつながりを切断された、分離した実体として
自分のからだを体験しはじめます。あなたの身心(ボディ−マインド)はまだ
永遠の意識のなかに包まれていますが、このときにはそれを忘れています。な
ぜなら誕生がトラウマになっているからです。

赤ん坊を見つめていると、主に二つの現象が見られます。

ひとつはその赤ん坊は目を覚ましており、つねに動いているということです。
足、手、頭、目が一時も休まず活動しています。エネルギーが変化し、移り変
わってゆきます。

もうひとつの現象は赤ん坊が寝ている時で、永遠のなかに漂い戻ってゆきます。
夢を見ることのない睡眠をとるとき、赤ん坊は源と再びつながります。安らぎ
と永遠が基調となって広がります。

赤ん坊を注意深く見守ってみると、その赤ん坊の感情表現も絶えず変化してい
ることがわかります。感情は沸きあがってくるままに表現されます。

赤ん坊の感覚は開いているのです。花を見れば、その花にすっかり魅了され、
何か動くものをみれば、その動くものに対して敏感になり、夢中になります。
小さな鐘の音や、何かがカタカタする音を聞くと、またそれが別の感覚の扉を
開いていきます。

もしあなたが健康的な誕生のプロセス、養育を経てきていれば、ひとつの体験
から次の体験へエネルギーが流れ、移行し、そしてまた、くつろいだり眠った
りすることで安らぎと源へ戻っていくことが繰り返えされていきます。

しかし、そうなるかわりに一年目にして、あなたは何度も母親のからだとの触
れ合いのない状態に置かれ、ゆりかごのなかに一人置き去りにされ、外部の源
と切り離され、へその緒が切られたときのような誕生のトラウマを何回も体験
することになるのです。

赤ん坊は次第に愛の源、栄養の源、食料の源はすべて外にいる母親にあるとい
うことを体験していきます。母親が外にある最初の源です。

つづいて父親や、他にあなたを世話してくれる人が現れます。滋養を得るため
に、赤ん坊は生に対して非常に実際的な態度を身につけます。駆け引きを覚え
ます。

「何が何でも手に入れる必要がある」これが赤ん坊のマントラになります。

どんなことでも上手くいくなら役に立つのです。「泣き叫ぶことで食べ物がも
らえるなら、泣き叫ぼう」と赤ん坊は考えます。「泣き叫んでも無視され誰も
そばにいてくれないなら、何か別のことをやろう」「笑うことで上手くいくな
ら笑おう!」

自然に移ろいゆくはずの赤ん坊のムードが“何が上手くいくのか”によって大
きく影響されます。どんな種類の滋養が得られるか、またそれをどのように手
に入れるかによって影響を受けるのです。

こうしてエネルギーの自然な流れが型にはめられ、制限されるようになりはじ
めます。

母親が着替えさせているときに、赤ん坊が暴れたら、母親はイライラするかも
しれません。彼女は何も言わないかもしれませんが、赤ん坊は感じ取ります。

母親は「愛しているわ」と言うかもしれませんが、それでも赤ん坊は母親のそ
のイライラを感じ取ります。

たとえば子供が着替えたばかりの服を汚し、母親がそれに対する怒りを感じた
とします。その怒りが言葉では表されなくても、子供はそれを感じ取ります。

赤ん坊は「自分にはどこかまずいところがある!」というメッセージを受け取
り、エネルギーを抑えることを学びはじめます。ある種のエネルギーが許され
ないからです。

抑えたり、がまんしたりすることで、からだが緊張し、それが痛みとして現れ
ます。

赤ん坊が感情を表現しているときに、母親から異なる反応を受けることがあり
ます。自分は母親の神経にさわるのだというメッセージを受けるときがありま
す。

母親が疲れたり、フラストレーションを感じていたりするのかもしれません。
すると赤ん坊はこう感じます。「おまえは邪魔物なのよ!」 赤ん坊は完全に
依存しているので、そのメッセージを受け取ります。

そして「ボクのすることで、滋養である源から切り離されてしまうならやめた
方がいいや」と感じ、正常な生の表現に内側で抵抗することを学びます。

こうした反応が続くことで、からだの緊張が増し、感情の痛みが子供のからだ
のエネルギーシステムにとどまりはじめるのです。

あなたが抵抗するものがなんであれ、それは心理的な痛みを生じさせます。

正常な流れが否定されるのです。真実であるものと、どのように振舞うかの間
に葛藤が生じはじめ、そこに摩擦と痛みが存在します。

自然な傾向として、人は痛みを避け、楽な方へと向かいます。

あなたはだんだん策略家となってゆきます。痛みを避け、快楽を得るために、
あなたは真実をゆがめる術を習得するのです。

母親から切り離される痛みであるバース・トラウマ(出産外傷)という人生最
初の衝撃は、いのちを脅かし、苦しいものであるために、無意識の深いところ
で、あなたは「こんな痛みはもう二度と感じたくない!」と決めます。

そして、この痛みを避けるためにあなたは感情のまわりにレンガの壁、バリヤ
ーを張ります。これが今日あなたが深い感情を恐れる理由なのです。

「二元性の世界に入る」

三歳になる頃、ちょうど単語や概念が自分のことばになりはじめるとき、あな
たは空っぽのマインドに何かを描きはじめます。

あなたは二極化された世界、二元性の世界へと移り住み、マインドのなかで生
きることがますます増えてきます。

すべてがひとつであり、あるがままを無条件に受け容れていたところから、旧
約聖書に書かれている「知識の木の果実を食べ」はじめます。

「エデンの園」を去り、世間の期待にそった自分をかたちづくろうと戦略と防
衛のメカニズムをつくりはじめます。

     「ハートからのカウンセリングスキル」 ラハシャ博士 著 より


        …………○…………○…………○…………

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