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巻頭エッセイ


第303号 【パリさん】:カラーローズ―補色軸について

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■ 1.【ぱりさんのオーラソーマ】:カラーローズ──“補色軸”について
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ぱりさんのオーラソーマ、カラーローズの考察は、いろいろと自分で考えてみ
るきっかけになりますね。

往々にして、専門家の考えに凝り固まってしまうと、新しい発想ができなくな
ってしまいます。

そうしたときには、そういう既成概念のない人の方が新しい発想が生まれます。

科学の発明にしろ、その多くが失敗した実験から新たな着想を得ていたりしま
す。

自分の思い込みから離れて考えることの大切さを教えてくれます。

> 色は心と感情の状態が投影されうる手段なのです。
> そして私たちが色を通して見る投影は、私たちが実際体験しているよりもっ
> とリラックスした、くつろいだ状態の明確な投影なのです。(p67)

というマイクの色の考察をヒントに、ぱりさんは次のような解釈を試みます。

> 「色」は、心や感情の(リラックス状態からズレた)状態を反映できる、つ
> まり、そのズレ方を表現している、と。
>
> だから、その「色」を見れば、それが(リラックス状態から)どちらの方に
> ズレた状態なのか、また、どちらに戻ればいいのかがわかるのだ、と。
>
> しかも、「色」はありがたい媒体で、われわれが自分のマインドで理解でき
> るよりももっとリラックスした、くつろいだ状態を反映できる。
>
> そのため、自分が惹かれる「色」を見ることで、自分の顕在意識の検閲を逃
> れて、自分本来の願い(楽な方向)を知ることができるのだ、と。


病気(dis-ease)というのは、くつろぐことができない状態だ、とよく言われる
言葉です。

実際、くつろぐことができない、つまりはストレスが多くの病気の原因だとい
うのはよく知られた医学的事実です。

ストレスによって、本来身体に備わった免疫力が弱まるからですね。

そうしたときに「魂」の色は、本来あるべき自分の色、自分のエッセンス、中
心に定まったときのくつろいだ状態の色を表しているともいえます。

その色を思い出すことで、あるがままの自分にくつろぎ、リラックスした状態
でいることができます。

でも、生きていくなかでは、いろんな欲望が芽生えてきます。

欲望自体は自分の成長の原動力になったり、より良いものを求める原動力にな
ったりするもので、それ自体が悪いものではありませんが、それが過度になり
すぎて我を忘れてしまったり、あるいはその欲望そのものが自分の本質、エッ
センスからのものではない場合には、その欲望を追い求めることがストレスに
なってしまします。

自分の本質にそったものであれば、それが周りから見てどれほど忙しく、辛い
ように見えるものであっても、本人にとっては楽しいことであり、喜びなので、
その努力はストレスにはならないものです。

そのようなことを考えたときに、今の自分は、本来の自分から、どの方向にど
のようにずれているのか、ということが色を見ることでわかればいいですよね。

そして、そのズレを修正してくれる色(エネルギー)を補充することで、自分
自身の本来の色のなかで、あるがままにくつろぐことができればいいと思いま
す。

ぱりさんのカラーローズを読みながら、そんなことを考えました。

みなさんは、どのように考えられるでしょう?

ぱりさんのカラーローズをお楽しみください。

                                尚 記


        …………○…………○…………○…………


ときどき、幕あいに顔を出す、「オーラソーマ」をちょっと部外者的な立場か
ら眺めてみる【ぱりさん】シリーズです。^^;

オーラソーマのカラーローズを“全人間心理のカラーインデックス”に見立て
て、その内部的なダイナミクスを連想して楽しんでいます。

ちょっと理屈っぽいですが、常識だけでお付き合いいただければ、案外、面白
がっていただけるかもしれません。

これまで「カラーローズ」を、人間心理の“元型”“酵母の種”の誕生物語と
して眺めてきました。

そして最初の「ブルー」から最後の究極の色、始源の色(or 始源の無色 ^^; )
「クリアー」まで……一通り眺め終わったんですよね。

ところで、この「カラーローズ」シリーズの前提では、それぞれの色はなんら
かの“(人間)心理”を表している、ということでした。

あれ (@_@)、考えてみれば、それは別にこのシリーズにかぎったことではなく
正統「オーラソーマ」の見解でしたね。(^^;)

そもそも「カラーローズ」とは、ドイツの詩人ゲーテから継承した色彩論を、
“色彩心理学”のインデックスとして練り上げたものでしょうし。

「オーラソーマ・システム」の創始者ヴィッキーさんの著書のタイトルは、
『THE MIRACLE OF COLOUR HEARING』でした。

つまり“カラーヒーリング(色による癒し)の奇跡”というわけです。

(邦訳書のタイトルは、ご存知のとおり、
 『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』です。
 http://artbeing.com/book/BKJ02.html )

ということは、ある意味で……「オーラソーマ」とは、

「色」という現象世界の普遍言語を介した「鉱物界」「植物界」「動物界」の
“相互ヒーリング”システムのようなところがあるかもしれませんね。

一種の“同種療法”のように、ボトルの内容物である「鉱物界」と「植物界」
の代表と、その色に惹かれる人間たちが互いに相手を癒すのかもしれません。

上記のヴィッキーさんの著書には、「動物界」というオーラソーマによる動物
たちの癒しの例も掲載されています。

ところで、「癒しとは何か?」という文章のなかでマイク・ブース氏はこう述
べています。

----------------------------------------------------------------------
 癒しとはよりリラックスして楽な状態に、ストレスや緊張からより開放され
 た状態に戻ることなのです。
                    『リヴィングエナジー2』(p67)
                  http://artbeing.com/book/LE02.html
----------------------------------------------------------------------

「癒しと」とは、緊張した状態から……より楽な状態に戻ることだ、と。

では、どうして緊張は生まれるのでしょう?

同じところで、マイクはこう言います。

----------------------------------------------------------------------
 病や病気のもととなるストレスや緊張はどこからやってくるのでしょうか。
 それらは私たちの物ごとに対する考え方のパターンの反映であるところの、
 私たちの態度(在り方)に起因します。
 考え方のみならず、感情的反応の仕方も同様です。(p67)
----------------------------------------------------------------------

と。

簡単に言えば、緊張とは、もっとも緊張のない本来の位置から……どちらかの
方向に“引っ張ろう”(“頑張ろう”)とすることのようです。

(もしかしたら、本来の自然な状態から……何かを“欲張って”みることなの
 かもしれませんね。(^_-) )

たとえば、地面に杭を立てて、それに丈夫なゴム紐の一端をくくりつけ、もう
一端を身体に結んで引っ張れば……緊張する……わけです。(*^_^*)

それは……当たり前ですよね。(^^;)

もとの杭の位置に戻れば、ゴム紐の緊張も解けて、自分も楽になる、と。^^;

そういう“緊張”とか“楽”とかいうことと、「色」とはどういう関係がある
んでしょう?

続いて、マイクはこう言います。

----------------------------------------------------------------------
 それでは一体色はどのようにこのプロセスとかかわっているのでしょうか。
 色は心と感情の状態が投影されうる手段なのです。
 そして私たちが色を通して見る投影は、私たちが実際体験しているよりもっ
 とリラックスした、くつろいだ状態の明確な投影なのです。(p67)
----------------------------------------------------------------------

つまり、ここでのマイク・ブース氏の言葉を少し翻訳すると、こういうことに
なるのではないでしょうか……。

> 色は心と感情の状態が投影されうる手段なのです。

「色」は、心や感情の(リラックス状態からズレた)状態を反映できる、つま
り、そのズレ方を表現している、と。

だから、その「色」を見れば、それが(リラックス状態から)どちらの方に
ズレた状態なのか、また、どちらに戻ればいいのかがわかるのだ、と。

> そして私たちが色を通して見る投影は、私たちが実際体験しているよりもっ
> とリラックスした、くつろいだ状態の明確な投影なのです。(p67)

しかも、「色」はありがたい媒体で、われわれが自分のマインドで理解できる
よりももっとリラックスした、くつろいだ状態を反映できる。

そのため、自分が惹かれる「色」を見ることで、自分の顕在意識の検閲を逃れ
て、自分本来の願い(楽な方向)を知ることができるのだ、と。

もし、この翻訳がそれほど間違っていないとすれば、その論理的帰結は、どう
いうことになるでしょう?

さきほどの、地面に打ち込まれた“杭”と、それにくくりつけた“ゴム紐”の
比喩に戻ってみましょうか。

“ゴム紐”の一端を身体に結んだ人間が、ひたすら東に向かったら、だんだん
緊張が高まって、ついには緊張の限界に達するでしょう。

“ゴム紐”の許容限界までは進めても、それ以上は東に進めなくなる。

どちらに戻れば“楽”になるのかは明らかですよね。

“杭”のある西に向かえば、急に“楽”になります。(^^)

“杭”のところで、止まればこれ以上の“楽”はありません。

スピリチュアル用語でこれを「至福」とか「無欲」と言ったりします。(^_-)

で、“杭”の位置を越えて西に向かえば、これまた許容限界までは進めます。

しかし、それ以上は“緊張”が高すぎて進めません。

もし、このひとが、行けるところすべてに行ったとすれば……。

牧草地で紐にくくりつけられた山羊みたいに、紐の長さを半径とする円の中を
移動する……ということになるでしょうね。

この喩えが……「カラーローズ」と何の関係があるの? (?_?)

まさか、その円形の牧草地が「カラーローズ」ってわけじゃ……。(@_@)

ええ、まあ、直接にってわけじゃありませんが、ちょっと似たところがあるか
もしれません。^^;;

「カラーローズ」の12色は、「意図」の12方位を表すと思います。

先の“翻訳”語で言うと、「心や感情の(リラックス状態からズレた)状態」
のことです。

杭の位置が、あるべき本来の……自然な位置です。

「カラーローズ」の12色は、その無色透明な本来の位置から“ズレたい”と
いう「意図」……あるいは(ちょっとキツイ言葉を使うと)“欲望”です。

この「意図」(あるいは“欲望”)が、現象世界を創造する“元種”です。

つまり、“人間心理”とは、無色透明な本来の位置(「至福」「無欲」)から
の“ズレ”のことだと思います。

でも、現象世界を顕現するには、どうしても必要なそれは“元種”です。

しかし、先ほどの“ゴム紐”ではありませんが、緊張状態には“許容限界”が
あります。

限界を超えて、一方向に進むことを許すわけにはいきません。

それでは……“顕現”することができないからです。

波動世界として“顕現”できるためには、振幅の両端が必要だからです。

これが、スピリチュアル用語で“バランスの法則”と呼ばれるものです。

つまり、あらゆる現象世界の知覚対象は、一定の“規則”(二元性の原理)に
したがう必要があるわけです。

ましてや、顕現世界を創造するその“元種”の「意図」ですから、むしろ、
「二元性の原理」そのものの表現と言えるかもしれません。

ひとつの「意図」(人間心理)には、それと対立しながら、しかも互いに相手
を相互補完するような、別の「意図」が対応しています。

言葉を換えると、ひとつの「意図」が発生すると、全体のなかに潜在していた
別の「意図」が自然に励起されてくる……ということです。

意識の海にひとつの「意図」が発生すると、それがトリガーとなって海の表面
にさざ波が広がります。

そうすると、その「意図」が全体の調和のなかではどういう意味を持っていた
のか……その意味の包含が表面化するわけです。

なかでも……その固有の「意図」ともっとも構造的関係が深い別の「意図」が
励起されてきます……。

全体というのはひとつの統合体(ユニティ)ですから、部分的に何かの意図を
遂げようとしても、どうしてもその部分だけではことが収まりません。

励起してくるのは、その両者が合体すれば、その「意図」自体が“対消滅”す
るような「意図」なのです。

全体という統合体のなかで、“バランス”を回復しようとするわけです。

もうおわかりと思いますが、それが「カラーローズ」の12方位のなかにある
「補色」関係です。

「補色」関係とは、“色彩心理”の言葉に翻訳し直すと、「意図」の“対”の
ようなものだと思います。

“人間心理”の全パノラマに、構造として組み込まれている“欲望対”のこと
……と言ってもいいかもしれませんね。

これを「カラーローズ」ふうの表現で“補色軸”と呼ぶことにしましょうか。

すると、12方位のなかには、6つの“補色軸”があることになりますね。


・ブルー <=> オレンジ補色軸    = ブルー・オレンジ軸

・イエロー<=>ヴァイオレット補色軸 = イエロー・ヴァイオレット軸

・レッド<=>グリーン補色軸     = レッド・グリーン軸

・コーラル<=>ターコイズ補色軸   = コーラル・ターコイズ軸

・ゴールド<=>ロイヤルブルー補色軸 = ゴールド・ロイヤルブルー軸

・オリーブ<=>マジェンタ補色軸   = オリーブ・マジェンタ軸


                 ●←ブルー            
                                  
          ●←ロイヤルブルー     ●←ターコイズ   
                                  
                                  
                                  
       ●←ヴァイオレット           ●←グリーン 
                                  
                                  
                                  
                                  
      ●←マジェンタ    ・          ●←オリーブ
                              グリーン
                                  
                                  
                                  
       ●←レッド               ●←イエロー 
                                  
                                  
                                  
          ●←コーラル        ●←ゴールド    
                                  
                 ●←オレンジ           
                                  


次に機会があったら、今度はそれぞれの“補色軸”を眺めて、勝手な連想を
楽しませていただくかもしれません。

いつもお断りしているとおり、これは「オーラソーマ」で認定された見解では
なく、「オーラソーマ」がゲーテの色彩論から引き継いだ「カラーローズ」と
いう素晴らしいツールに触発された、まったく自由な立場からの連想です。

お付き合いいただき、ありがとうございました。<(_ _)>

                                pari 記


        …………○…………○…………○…………

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