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巻頭エッセイ


第286号 柏村かおりさんの「ボトルワークのプロセス」

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■ 1.巻頭コラム:柏村かおりさんの「ボトルワークへのプロセス」
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実際にボトルを使ってワークする。

その意味とプロセスについての柏村さんのお話は、年間40〜50本ほども自
分で使いながら体験している方だから言える説得力があります。

でも、そのようにボトルを使ってワークしていくようになるまでには、それだ
けのきっかけや体験があったのですね。

飛行機がなぜ飛ぶのか?

たとえ風の浮力があると言われても、考えれば考えるほど、そんな鉄のかたま
りが、そんなに多くの人を積んで飛ぶわけがない。

そう思い込んでいた私も、最初の頃は飛行機に乗るのが怖かったので、柏村さ
んの体験談も人ごとではなくよく分かります。

でも、それがボトルとのワークで、そんなに簡単に解消されるんだったら、素
晴らしいと思います。

ボトルの体験は、人それぞれのプロセスがあり、薬とは異なり、それが万人に
保証されるかというというわけではないでしょうけれども、いろんな体験が集
まれば、そこにある共通項と普遍性が生まれてきます。

そのためには、やはり多くの方の体験を集めていくプロセスも必要になってき
ます。

オーラソーマは、そのような多くの方たちの体験等の集積によって、ここまで
発展してきているという歴史があります。

このメルマガでもみなさんの体験談を募集しているのは、そのようなオーラソ
ーマの発展に貢献するためでもあります。

今回、柏村さんの体験談は、みなさんのボトル体験のプロセスを多いに勇気づ
けてくれるものと思います。

では、柏村かおりさんの「ボトルワークへのプロセス」を、お楽しみください。

そして、みなさんの体験もお寄せいただければ嬉しく思います。

                                尚 記


        …………○…………○…………○…………


「ボトルワークへのプロセス」

先日、待ちに待った新しい107番の大天使ツァフキエルが誕生しましたね。
なんて深く神秘的なボトルでしょう。
まるで宇宙のような凛とした美しさに、今から対面が待ち遠しいです。
もうすでに、みなさんのところにいくボトルも決まっていて、ツァフキエルも
さぞかし、その使命を感じていることでしょうね。

ところで今回は、今でこそ年間40〜50本のボトルを身体に塗る私ですが、
実はティーチャーになる時まではボトルをほとんど塗ったことがなかったので
す。
それが何故、ボトルに限らず今日のように様々なプロダクトを楽しむようにな
ったのか、そのプロセスをお話したいと思います。


2003年11月に私はオーラソーマで新たな第一歩を踏み出そうとしていました。

ティーチャーになるためのトレーニングを直接マイクブース氏から受けるため
にその年のコース開催地であるフィージーへ行く事を決めていました。

その時の私は未知の世界への期待とはほど遠く、ただ強い恐れと緊張の中にい
ました。
私を強烈に怖がらせていたのは、乏しい知識と経験ではなく、ただただ飛行機
に乗るという事でした・・・。

この頃の私は、オーラソーマを深く理解したいという気持ちよりも、これを仕
事にしていこうとする思いと、表面的なことばかりに気をとられていました。

そして飛行機に関しては、本当に強い恐怖がありました。
フィージー行きを決めた時から遡ること13年前に、初めての海外旅行で行っ
たオーストラリアへの旅で、私は飛行機には乗れないことに気がついたのです。

その恐がり方は尋常ではなく、オーストラリアまでの約8時間のフライトの間、
私はほとんどシートベルトを外さなかっただけではなく、食事も、いえ飲み物
すら喉に通らないくらい緊張していました。
実際に乗るまでは、なんとなく飛行機って好きじゃないという程度だったのに、
実際に乗ってみると、離陸の際の音や振動に驚き、すでに鉄のかたまりとしか
感じられず、この物体が飛ぶこと自体が奇跡で、こんなものを飛ばした以上は、
落ちるはずだと思い込み、かた時も緊張から解放される事はありませんでした。

日本に帰国してからは多くの夜を、自分の乗っている飛行機が落ちる夢に苦し
められ、それから半年に渡り胃腸の痛みと自律神経失調症に悩まされました。
夜中に夢で飛びおきては呼吸困難をおこし、窓を開けても呼吸が出来ないよう
に感じたりと・・・それは、大騒ぎ、大迷惑な状況でした。
そんな経験から、その後何年間も私の生活に飛行機は縁がないものでした。

その私が、フィージー行きを覚悟したのは自分でも信じられない事です。
飛行機に乗っている自分を想像するだけで、気が遠くなりそうな気持ちでした
が、十年以上が経っていたし、もしかしたら克服出来るのではないかとか、申
し込んでしまえば行くしかないとか、乗ってしまえば降りられないから、など
自分に言いきかせて、私はクラスメイトより一足早くティーチャーへの第一歩
を踏み出す事になったのでした。

そんな中、ちょうどフィージー行きを2週間後に控えた私に、仕事で国内線に
乗るチャンスが訪れました。
陸路でも可能な距離でしたが、私は練習のため、あえて飛行機で行くことを決
めました。

たった1〜2時間が乗れないようでは、フィージーには行かれないと自分に言
いきかせて乗ったその飛行機で、私は本当にフィージー行きを諦めなくてはな
らないのだと、痛感しました。

オーストラリアに行ったあの日から、私は全くなにも変わっていなかったので
す。

それどころか、当時の恐怖が鮮明に思い返されて、それからの2週間は口を開
けば、「やっぱり怖いからやめる・・キャンセルする・・・」と、再び周囲に
とって迷惑な存在になっていました。

当時の私は、論文も提出し、ブリッジも終えて、人前でオーラソーマについて
お話しする機会も頂いていたのに・・・。

その実、自分自身はボトルを塗ることに抵抗があり、ちゃんとボトルを塗った
ことがありませんでした。

情報ならテキストにあるし、バースデーボトルのペンダントを首から提げてオ
ーラソーマを理解した気でいました。

そんななか、大変な変化に気がついたのは私自身よりも周囲が先でした。

私の首から提げたペンダントの色がみるみる変容を始めたのです。
私のバースデーボトルはB8アヌビス。上層がイエローで下層がブルー。
その上層のイエローだけが、クリアに変容していました。
つまり上層がクリアで、下層がブルー。
まるでB12新しい時代の平和というボトルのようになっていました。

それまでの数年間、ほぼ毎日、首から提げていても、色の変容は見られなかっ
たというのに。
フィージーに経つまでの2週間ですっかり変容したのでした。
共にずっとオーラソーマを学んできたクラスメイトがその事を知った時に、
「あんまり怖がるからイエローを自分の中に吸収しちゃったのね、よかったね、
これでもう怖くないんじゃない?」
と励ましてくれて初めて、私自身もその意味を考えたのでした。

実際にフィージーに向かう当日、飛行機に乗った私はその直前までの不安をよ
そに、思ったほどの緊張はなく、自分でも拍子抜けをしていました。

胸元の変容したペンダントを機内で握りしめながら、私の中でもオーラソーマ
への想いが少しづつ変わり始めていました。

ようやく到着したフィージーで、私が初めてお会いしたマイクブース氏が最初
に手にして話し始めたのは、まさしくB8アヌビスについてでした。
「まずこのボトルの事について話しましょう」
と立ち上がった彼の事を不思議な気持ちで見ていました。

そういえば、習ってきたはずなのに、B8はオーラソーマそのものを象徴する
ボトルでありマイク氏の話す、エジプト神アヌビスの真実の羽の神話について
食い入るように耳を傾けていました。

「あなた達はニューティーチャー第1号です」と言われながらも、それからの
数日間は、自分の知識と経験のあまりの乏しさに焦りと不安ばかりが募る日々
でした。

これまで優秀なクラスメイト達が、何も分かっていない私を笑顔で見守ってい
てくれた時とは違い、ティーチャーの世界のレベルを感じていました。

その時の私はそこにいる、私以外の全ての人がオーラソーマに精通し、体験を
豊富に持ち、とても優秀であるように感じていました。

考えてみたら、クラスの中で最もオーラソーマを理解していない私が、勢いだ
けで、誰よりも最初にここまで来てしまったこと自体が問題であったと自分を
責めました。

時期尚早だったのではないか、自分だけが理解できてないのではないか・・・
と、ただただ孤独と劣等感で一杯だった私は、ついには珊瑚礁の拡がる美しい
海の前で、泣きだしてしまいました。

するとその時に、波打ち際に打ち上げられた珊瑚を手に小さな男の子がヨチヨ
チと私のところに歩いて来て、笑顔で私に珊瑚を手渡したのです。

自分は、今のままではいけなくて、何が足りないのか数える私に、その男の子
はおぼつかない足取りで波打ち際と私の間を何度も往復しながら、繰り返し私
の手に珊瑚を置き続けました。
よほど私には珊瑚が必要だったのでしょう・・・
人と比較しては自分の劣っている所を見つけて苦しんで・・・
一人でがっかりして泣いて・・・
本当。コーラルだ・・・

可笑しくなって笑い出す私に天使のようなその男の子は、ようやく去ってゆき
ました。

そして翌朝、新たな気持ちでコースに参加した私が目にしたのは、自然に割れ
て後ろに下げられたB27ロビンフッドのボトルでした。
誰かが「ロビンフッドがたまりかねたのね・・・」と囁きました。
その時、私だけではなくみんなも緊張し、頑張っていたのだと感じました。
私の中で何かが吹っ切れた瞬間でした。

ところで、何故私のペンダントが「アヌビス」から、「新しい時代の平和」に
なったのか。
それが単に飛行機恐怖症の克服のためだけにイエローがクリアに変容した訳で
はないことを私が理解したのは、実にそれから数年後でした。

B12新しい時代の平和は、イニシエーションのボトルと言われています。
そして生命の樹では、「吊された男」のパスに置かれるアウトワードジャーニ
ーのボトル。
オーラソーマタロットで見るとそのカードは、逆さまに吊された男が苦しむ様
子もなく、平然とポケットからコインを手放しています。
イニシエーションの光に驚いてひっくり返った男は、どこか落ち着いていて、
苦しさが長く続かないという事を確信しているように見えます。

まさに、オーラソーマのティーチャーとして新たな世界に踏み出した私にとっ
てイニシエーションの旅となったフィージー。
グラウンディング出来てなかった自分に気づき、その一方、自分の深いどこか
で飛行機を克服しても「行く意味がある」という信頼とブループリントがそこ
にあったのだと思います。

全ては必要な体験をし、ここを通らなければ人にオーラソーマを伝えていくこ
とはできなかった。

沢山泣いて、そして笑って過ごしたフィージーから帰国の途についた私は、帰
りの飛行機では、すっかり眠り込んでしまい、気がつくとあっという間に日本
でした。
それまでの私は、飛行機の中でリラックスして寝てしまうなんて事はあり得ま
せんでした。さらには首まで寝違えて帰ってきました。

次の日から仕事が控えていた私は、全く左右上下どちらにも動かせない首に、
B1フィジカルレスキューを塗ってみようと、ふと思いました。
当時ボトルを塗っていなかった私の手元にたまたまあったのが、フィジカルレ
スキューであったことと、首の部位の色だからいいかな? というシンプルな
理由で塗ってみました。

自分から意図してボトルを塗ったのは、この時が初めてでした。

その時に私はフィージーでのマイク氏の言葉を一つひとつ思い出していました。

首廻りにグルッと塗って、そっと首を動かしました。
すると身体ごと振り向かなくてはどうにもならなかった状態が次の瞬間、痛み
なく左右に動かすことが出来たのです。
上下の方向には、痛みが残り動かせませんでしたが、左右に動かすことはでき
たのです。

それまでボトルをろくに塗ったこと事もなかった私は思わず、鏡の前で
「え? うっそ〜? そんなはずないでしょう・・・」と一人で何度も首を動
かしながら笑い出してしまいました。
でも、それが事実なのです。

私は今塗ったフィジカルレスキューのボトルを改めて手に取り、あらゆる角度
から舐めるようにして眺め・・・
「なに、これ・・・」とつぶやきました。

B1フィジカルレスキューも生命の樹ではマジシャンの道。
行動したら魔法が起きた! という旅の始まりを意味するボトルです。

その日以来、私とオーラソーマの新しい旅が始まったのでした。

ボトルを塗る事が楽しくなった私は、初めてオーラソーマからプレゼントされ
たB4サンライトボトルが、バスルームに放置されていたことに気がつきまし
た。

ブリッジコースの際に自分で引き当てたB4のボトルでした。
その日、そのボトルについて、「自分に何故そのボトルがやって来たのか」と
いう感想を求められた時に、私以外のほぼ全員が「とてもシンクロしていて、
理由がよく分かる」と感動する中、私だけが「全くわかりません、こんな色選
びません」と答えたのを覚えています。
そして、その直後に強烈にお腹が痛くなり、結局その日は午後からコースを休
みホテルの部屋で一人寝ていました。

B4のボトルのメッセージは
「私は自分が何も知らないという事を知っています」
というメッセージを持っています。

自分の内側にもっと光を当てる必要性に、気づきをもたらします。
それまでもずっと、私は恐れと緊張を持ちやすく、いつも胃腸の調子が悪く、
その痛みは背中まで及びました。
ハートの深いところではなく、いつも理屈で物事を捉えては混乱したり、コン
トロールしたりジャッジする事が私の人生において一つの癖であり、反応でし
た。
そして当時の私はその事にすら気がついていなかったのです。

それが私自身の苦しみを自ら生みだしていることに気づいた今でも、その長年
の癖と反応は何かの折りに、頭をもたげ胃腸の辺りを重くします。

現在、このボトルは常に自宅に2〜3本ストックしてある、もはや、私にとっ
てのビタミン剤の様なボトルです。
あの日やはり、来るべきして私の元にやってきたのです。
その事に気がつくのに随分と時間がかかってしまいました。

そしてこのプロセスは今、私のクライアントに対する信頼にも繋がっています。
例えコンサルテーションの最中に首をかしげ、「わからない」と言葉にしても、
ボトルを選んでいるという事は、いつか必ず真の自分へと気がついてゆけると。
ただその為に、私は自分の経験からも、ボトルとのワークはとても重要である
と確信しています。

オーラソーマは探求するほどに神秘に満ちて、とても深く興味深いものですが、
そのメッセージの真の意味を知ってゆくのは体験しかないのだと思います。
真実の自分へと向かう旅をボトルは必ずサポートしてくれます。

そんな私から最後に、この季節にお勧めしたいボトルの使い方をご紹介したい
と思います。

何故ならこの季節、良く耳にするのが、
「ボトルを身体に塗るには、寒くてひやっとするから・・・
つい塗らなくなってしまう」という事。

確かにそうですよね。
そんな時私は、カフェオレボウルにぬるま湯をいれて、その中にボトルを数分
浸してから塗るようにしています。
そうすると、冷たくないばかりか、人肌に温められたオイルが一層肌に浸透し
やすくなります。
あるは、入浴の際に一緒にお風呂の浴槽の中でボトルを温めることもあります。

お水は最も波動を伝えやすい性質を持っていますから、エネルギーも感じやす
いですし、何よりも湯船に浸かっているボトルは気持ちよさそうで、その色は
それは美しくて癒されます。

共に入浴しながら、そのボトルをチャクラの位置に持って行って、そのまま瞑
想してみると、とても気持ちいいですよ。

お風呂から一緒に上がり、裸のつき合いをしたボトルをそのままボディに塗る
と愛着もひときわですが、乾燥の激しいこの季節でもとても滑らかに肌を保ち
ます。

さらに景気よく、クレオパトラ気分でイクイリブリアムオイルを、お湯をはっ
た湯船に直接バスオイルとして入れて楽しむことも。

これは本当に素晴らしく贅沢なバスオイルです。そのままで、お肌全体が輝く
ように美しくなります。

また、バイオレットのコンビネーションのボトルはもっぱら、シャンプー前の
ヘッドマッサージに使います。
髪がとても艶やかになり、ヘアオイルとしても優れています。
頭皮が乾燥しやすいこの時期は特にいいですね、

今ではそんなふうに、ボトルとのワークを様々なやり方で楽しんでいます。

みなさんも是非、お試し下さいね。
きっと、心身共に満たされた日々になりますよ。

                           柏村 かおり 記


        …………○…………○…………○…………


柏村 かおり  プロフィール
(株)カラフルK 代表取締役
イメージコンサルタント
カラープランナー
英国オーラソーマ社公認カラーセラピスト・ティーチャー
AFT1級色彩コーディネーター
日本色彩学会会員・日本流行色協会会員
http://www.colorfulk.com/
http://www.colorfulk.com/news/


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